風華さくら

排気ガス 空き缶 タバコの吸い殻
電車から見える霞んだ空
虹を見て綺麗と思う心
＝（は）
空き缶をポイ捨てする手を持っている
環境を大切にしようという言葉
＝（は）
僕たちの意思（こころ）のはず　な　の　に
科学の進化が地球（ほし）をこわすなら
僕たちの進化は 心は 言葉は...

いま　ゆっくりと眠りについいて
きみは何を思ったの？
疲れた体ぐったりさせて
すべての役目を終わらせて
ずっと食べたかった大好物
味わってるのかな
お気に入りのおもちゃ持って
走り回ってるのかな
今日はそう　出会った日と同じ
青空が　ずっと広がっているよ...

冷たい眼をした　歌う玩具
荒れ果てた街で　一人歌う
感情を知らない　歌う玩具
人間を知らない　マリオネット
はずむリズム　やわらかな音
作られた笑顔　紡がれる言葉の粒
「なんて素敵な歌だ」　知らない声
人間を知らない玩具　玩具を知らない旅人
手を引き　笑顔で　「一緒に暮らそう？」
冷たい眼をした玩具...

ある国 ある街 一人の画家
大好きな空を 描いていた
彼が描くのは 朝焼け 夕日
一日の始まり 一日の終わり
彼は描かない 人物 生物
人のぬくもり 信じられないから
描き続けて 空になった絵の具
残ったのは スカイブルー
気まぐれ 走らせる スカイブルー
(途中)...

今まで見てきた日々　白と黒のセカイ
面白みのない　ダンスを繰り返す
さびてしまった　灰色の指輪
お気に入りの靴　綺麗に真っ黒
さあ　踊りましょうこの滑稽なセカイの中で
私のステップを　誰にも崩されずに
ねえ　きれいに踊っている私を見ないで
どうして世界は回って行くのかしら
舞台(ホール)に流れるワル...

ねぇ知ってるかい？ 夢なんて叶わないんだ
願うだけはタダだけど 叶う願いなんかもう
この地球(ホシ)にはないんだよ
君はあるく 一人であるく
僕一人を置き去りにして
僕はあるく 一人であるく
君の辿った道をたどるように
誰よりも綺麗な唄を
誰よりも残そう足跡
そんなくだらないことに時間を費やして...

色々見える　私の窓
雲が行き　雨が降り
風が吹いて　太陽覗く
たくさん見える　私の窓
四角いお空に　四角い草原
奇麗なお花　小鳥たち
一生の中で　移り変わる景色
ずっとずっと　見ている景色
季節が変わり
年重ね...

ありふれた　日々の中で
続いていく　僕らの物語（ストーリー）
光　あふれる朝
今日が始まる　音がする
鮮やかに映る　日々の中で
なんともない日々　駆けてゆくよ
あたたかな　太陽
あたたかな　君のとなり
君といると　どんな時も
心が幸せ　うたってるんだ...

きみのおかげだね
僕は今　こんなに笑顔
きみがいたからさ
僕の僕を　さらけだして　受け止めてくれた
メシア
泣いて泣いて　涙流さず
笑顔忘れてた　あの頃
いつもそばで　拭ってくれた
あたたかい手
辛くて辛くて苦しくて...

ねぇ　どうしてここから動けないでいるの
僕達はその術を持っているのに
ねぇ　どうして前を見ようとしないの
後ろばかり見ていたら転んでしまうのに
道を知らなくても
道が見えなくても
道がなくても
僕達は　歩きだしたい
鮮やかに映る世界で
空　駈ける様に　走れ...

いつだってそばに居てくれて　笑顔を分けてくれて
どんなことも受け止めてくれた
辛いときとか　嬉しいときとか
どんなにくだらない事でも一生懸命になってたあの頃・・・
初めて会ったとき　ふと目に留まって「どんな子だろう」ってわくわく
だんだん近くなってあたたかい優しさに包まれて
長い間積み重ねた信頼とか...