タグ「花」のついた投稿作品一覧(9)
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別れ際の風凪ぐ駅舎 夕暮れ深く
振り返らない 君の姿が焼き付けられた
初恋とか 初めて買ったCDなんかに
私ばかり踊らされてる そんな魔法のよう
ねえ覚えてる?
映画の中 重ねた恋
高架下や横断歩道 ほらいつもの街並みが
君だけを巡って映されてた 日々は遠く色褪せて
ただの思い出になる日も来るのでし...さよならリナリア【♪】
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染まりし黒のカーテン 夜の色を映す部屋には
腐りかけのレモンジュース
纏いつく残り香 ざわめき塗り替える土砂降り
ただ一つあった光の色が 君の摘んだ花だったの
まだ早すぎる 二人の国へ
君の翼で連れて行って
斑のこころ 逆らうことも
知らないほどに幼くて
徒花よ 紫陽花の君には届かない 陽の光よ
雨...紫陽花の君
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呼び止めたのは誰なの 振り返る横顔切なく
見ていられなかったからキスをしてみせた
嘘を吐いたことは一度もなかったね
何も言わない伏せた睫毛
私を見ないで
さよならの声も待てずに
抱きしめてしまう 臆病な強さで
苦い恋はまだ早いかなあ
角砂糖をほら ミルクティーに一粒
目を逸らすくらいなら 注文はつけ...紫陽花は咲かない
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ふと見惚れてる横顔に
はらはらり光が落とされ
長い睫を伏せがちな 君のクセを気にしているんだ
その一幕もつゆ知らず
くらくらり未来は訪れ
忍び足ならばれないと そんな馬鹿な考えだったの?
二人大事なハート 隠すように手を繋ぎあうけれど
Ring Ring Ring の音でかくれんぼがもう終る
ほら
...君に花みずき
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「おやすみ」と言って笑う
扉の向こう光が漏れる
知らない間に廻る世界がある
連れ出してお願い
胸の中に咲いた花は赤
大人になんてなれないよ あたしだけは
痛みばかり抱いて抱いて今
産声を上げるディアスキア
「さよなら」って行ってしまう
閉じた光 そっとそっと探す...MERCY
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【A】
「なんか徒名とかないの」って
あの時答えていたら 今も未来も違ったのかな
過去に もしもなんてないって
君はよく言うけれど 考えちゃうのは 馬鹿なせいかな
【B】
どうしようもない どうしたくもない 面倒な感情を知った
興味を買うことが下心ならば 敢えてでもするのでしょう
【S】
私 馬鹿ね...リナリア咲いた季節
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青いランプを静かに消して
足音隠し 呼吸を止めて
揺れるカーテン 冷えた階段
いつもより ねえ 騒ついている
嘘を吐いた 傷を付けた ありふれてる言葉で
ただ ただ 安らかな恋に溺れていた
眠ってる横顔の幼さを盗んだら
夢の底へ連れ去ってしまう 光のよに
瞬きの一瞬に目を覚まし 誘惑を
うつらうつら...花橘のまえに
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カメリアと私の歌は 夕凪にひびいて
坂道でスカートを煽って消えた
期待したあの少年は 憂鬱を抱えて
ありふれて草臥れて隣にいるわ
憂いてみれば 窓の傍に 花の香ぞしたる
笑ってみれば 雨の庭に 夢を見たの
馬鹿ね
眠らせて子守唄 思惟はとうに果て
咲きぬれど散るならば どうか今のままで居させて
カメ...カメリアと私の憂日
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(Thoroughwort's away Cross cords again)
(Thoroughwort's away Cross road again)
ありふれた物語を その声で聞かせて
何度でも巡り落ちて あの日さえ遠いよ
確率とか期待値とか みんなデタラメで
答えはそう 満点でしょう
君...昨日のさよなら今日の出会い