巡音嬢が好きなんです、これはきっと恋ね……! 小説や詩を書いたりして生きているFUJOSHIです。 不慣れで粗相もあるかとは思いますがよろしくお願いします。
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ねえ、話があるの くだらないことだけど
「そう、あたしはこれからも傍にいるよ」って話
あの日見た星も白い砂も あなたがくれた宝物
たとえばあなたがあたしを忘れてしまって
あたしが海の泡となって消えてしまっても 大好きよ
ねえ、後悔してる 仕方ないことだけど
ねえ、最後まであなたに「好き」と言えなかっ...Littele Mermaid
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三日月が白く輝く 貴方と微睡む気怠い時間
何とは無しに「アイシテル」を数えた
今日もいっぱい愛されたわね
とっても喉が渇いたわ
臆病者で卑怯者
どれだけ愛をもらっても 私は貴方に言わないの
「**(あい)してる」?、冗談じゃない
貴方もいずれ離れていくわ
言葉にしたら離れていくわ
愛されて ふわふわ...人間不信と三日月の夜
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幸せのカタチを描いたあの日
「カタチなんて要らないよ」
画用紙にこぼした絵の具
滲み広がる淡い色
『ムゲン 続く空の色
重ね塗り ふたりの時間』
私達が濁って
空模様崩れてく
雨雲が覆う青い気持ち
綿雲のような白...スカイパレット
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「いつまでも一緒だよ」と
交わした永久(とわ)の誓い
芥子の咲く庭の隅
二人指切りげんまん
手を重ねて 指絡めて
歩いたこの時間もやがて
「愛しい歳月だった」と
過去のものになってしまうの?
くらくらと香るのは
愛しいあなたとの日々...沙月
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小さな頃に隣に居たのは
白い小犬のぬいぐるみ
パパがママを殴る間も
私は小犬を抱いていて
家族みんなで笑ってる時も
私は小犬を抱いていた
「私はとっくに子供じゃないわ」
胸に抱く手を緩めれば
小犬は静かに落ちていく
冷たい床に仰向けになって...小犬のワルツ