「いつまでも一緒だよ」と
交わした永久(とわ)の誓い
芥子の咲く庭の隅
二人指切りげんまん
手を重ねて 指絡めて
歩いたこの時間もやがて
「愛しい歳月だった」と
過去のものになってしまうの?
くらくらと香るのは
愛しいあなたとの日々
ひらひらと舞い落ちる
幸せの花びらたち
ゆっくりと沈んでく
あなたと夢の中まで
「永遠」に溺れながら
ゆらゆらと彷徨うは
理性と狂気の狭間
「あのひとはきっとすぐ
現実に戻っていく」
ふらふらと彷徨うは
現実(りせい)と夢(きょうき)の狭間
「守るものがあるものね」
「今まで有り難う」と
告げられた言の葉
芥子の咲く庭の隅
私は微笑(わら)うだけ
手を重ねて 指絡めて
歩いた時間も今は
「愛しい歳月だった」と
過去のものになってしまった
あふれては消えていく
玉手箱の中の物語(ゆめ)
さようなら、有り難う
夢うつつお伽噺
「失くすなら最初から
見付けなければ良かった」
目蓋の裏 藤の花房
舞い上がれこの想い
月へと届いておくれ
はらはらり零れ落つ
永遠を願う涙
「守ってね」「絶対よ」
「私は大丈夫だから」
夢の痕に蝕まれる
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