タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(18)
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視界の果てのそのまた果てに
手に持つ手荷物アジアじゃ足りぬ
未開の地開くその日一日
キミ見る両眼とうに捨てたね
Blind とりも直さず
Blind 今日もメクラだね
未開の地開くそのピストル
行方わからず辺り撃ち殺す
見えない場所はもはや見えない
キミ見る両眼とうに朽ち果て...Blind A Go Go
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A
ようやく訪れた 春の日差しの中
僕達のテンポは パラノイアの摂理
B
僕も君もいない場所で
ただ静かに音楽が
流れていてほしい
A
同じことのあいだで 広場のひとたちは
違う名前もらって 許された気がしてる...静かな音楽
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同じ時を
過ごすことなく生きて
同じことを
繰り返しても遅れ
最大限に癒したはずの傷には
相対してまだ言えない秘密が
閉じてくほどに開く展望
モラトリア
同じ文字を
埋めることなく流れ...モラトリア
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あの日の僕は まだ眠ってる
こんな音じゃめざめはしない
どこかで見た あの分岐路
惜しむらくももどれはしない
ここのところは ずっと眠くて
はじめなくとも終わりがない
旅のレポート 書き続けても
クロニクルにちょっと足りない
Exiles
いまひとつの その日の暮らし...Exiles
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泡の水面に映る 繰り返す朝の面影に
いやになるほどボクを 見透かすようなその雨は
ボート ナイフ ガラス
オール カガミ 水面
空き瓶にそそぐrainy rainy
群青色のあの朝が
泡の水面に映る キミとボクとのその距離に
笑えるようなストーリー ちょうどよすぎた末路を濡らす
ボート ナイフ ガ...Liquid
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ちょうどよすぎた僕ら
とどのつまり
踊り続けた僕ら
夜が来ても
ちょうどよすぎた僕ら
とどのつまり
壊し続けた僕ら
時が来ても
こんなんじゃダメだね
このままじゃダメだね...たのしいあそび
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もの言わず佇む木々
おきざりの聾唖の王
もの言えず微笑む君
おしだまる牢屋の夜
眠りすぎて夜が来ない
僕と君の距離の秘密
眠れなくて朝が来ない
君と僕の距離の秘密
もの見えずこの身を裂く
おちぶれた頭上の意味...blind touch
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いつか風が水面を揺らした日は
せめて届けよカガミにうつした歌
今は騒ぎ立てて遊んでいよう
今は誰にも見つかりはしないから
遠く荷馬車は行方も知れずに
僕とあなたの違いを探してる
その夜 灯も消えて
足元すべらせた僕ら
その夜 君は気付く
この世はすべてハリボテ...パノラマ島奇譚
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アスファルト ざらざらだ
君の心もざらざらだ
心もころころ 転がるここで
君の心もざらざらだ
アスファルト ざらざらだ
君の想いもざらざらだ
誰もが誰にも なれない場所で
君の心はざらざらだ
だから街は動いてる
何かを知ってるくせに...アスファルト
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ただ思い出すこの記憶 重いこの身を引きずって
忘れられればこの足も 遠く街を歩けるはずが
レムスリープ
明日からの日々に向けて 置き去りにしたあの日々に
何故か眠るボクを呼ぶよ 夜歩いたあの季節が
レムスリープ
眠ろう 何にもなれる
眠ろう キミにもなれるから
眠ろう すべて忘れて
眠ろう キミにも...レムスリープ
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大地主のダイヤモンド
歌う夢に海は大荒れ
放蕩にももどれぬ航路
うまくあしらう夜ごとのカード
トランプの絵柄に見える渦
膿んだ傷に潮風がしみて
大通りで買ったナイフは
うまく切れずに光を映して
ゆらぐ独り言
救えない神様...荒れ航路
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Ready made 身を売るような仕掛け
Radio head 森林に学ぶ木の個性
Ready made カラーインクで折る指
Radio head 僕の身けだもの
Ready made 身を売るような仕掛け
Radio head ドーモアリガト
Ready made いっきに飛ぶように
Radi...気の毒な既製品の森林に身を売り、身を投げる
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胸を透かす風が吹けば
わたしの身体 硝子にも似て
雨 つたい 粒となる露に
想いは似て 着かず離れず
花を咲かす陽が照れば
わたしとあなた睡蓮にも似て
水 濡らし 翅となる夢に
想いは似て 憑いた物の怪
物の怪のように 鏡に映るあなたに憑く
水滴のように 明日に眠るあなた濡らす...リキッド・ゴースト Liquid Ghost
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ボクとキミは もう見えないよ
差す影が もう見えないよ
そのまま バラバラ
ボクらは らくちん
そのまま バラバラ
ボクらは へっちゃら
キミのあしどり よろけて落ちてく
終わりだね くずれたパースペクティヴ
もう見えない ボクの両目に
キミと乾杯 どうもありがとう...Blind Perspective
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壊れた段取り よろけたあしどり
うまれた言葉 こわれたあさやけ
あなたの言葉 わたしの中でボロボロになって壊れていく
あなたの姿 わたしの夢でうつつになって通り過ぎてく
ことばの端で 裸足になって噂通りのビラ配り
からだの夢は 集積されて手紙を出せば取り上げられる
ゴースト・ボディ 案ずることなくそ...Ghost Body
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生まれてなかった日々
おとうさん おかあさん
段取りはくずれて
あなたたちのおもいどおり
気がかりはおしまい 再三繰り返す
あなたたちのおもいどおり
ぼくはヒトになれなかった
いつでも木の葉のうらから
実った木の実もあなたの愛
ぼくはネコにはなれやしない...生まれてなかった日々
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入口も出口もない広場の真ん中に立ち
ナイフを青空に掲げて目を閉じる
そうして僕はキミになり 僕は街になる
街になり 犬になる
街ははずれかけたネオンがまっさかさま
のこさず走り去る気がかりはおしまい
猫はさびれかけた大空になりに来る
カヌーをこいで去る意味たちは泣きがお
意味になり 猫になる
入口も...流転のキミ
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『支配者アルゴリズム』
1
おはよう世界の諸君
新世界の朝だ
曇りひとつなく
完璧なる世界の創世
目に焼き付けるがいい
無駄話はすぐにやめて
世界を見るがよい
貧弱なその腕で...支配者アルゴリズム