ゼロ

想い　溶ける
トモダチも知らない
誰にもナイショなの
私だけがね　知ってるメッセージ
目が合えば離れる
よそ見してもね　ダメだよ
みみもと　真っ赤になってるじゃん
明日誰とどこに
いついつ何してた
興味ないふり　ホントは知ってるよ...

言葉だけで　描いた嘘
君が消えた　夜に歌う
ありふれたこの想いだけ
立ち止まって進めないの
口元から　零れている
「さようなら」という　吐息も
瞳の奥　思い出した
貴方の　貴方からの　愛の言葉
「いつまでも　そばにいるよ」
優しく　笑う...

明日は何を着ようかな
そんなくだらないこと　考えながら
いつでも思ってるのは　
とても大切なあなたのことだよ
特別じゃなくってもいいなんて
そんな強がりばかり考えていた
本当の気持ちに気づいたの
だから言わせてよ　伝えさせてよ！
未来は変わるんだ　僕らだけの世界で
二人だけの幸せを願って　　...

壊れちゃいそうな晴天の中　僕らは二人歩いていた
言葉を交わした数だけ　唇を動かすことはない
爛れた檻の中でまた　心は小さく罵声を吐いた
別々の時間を過ごして　触れ合うことはないけど
今日だけは特別にさ　二人で抜け出そうよ
ここから早く駆け出して　一番遠くへ駆け抜けて
誰も知らない　二人きりの　二人だ...

生まれ持った味を活かせない僕は
明日を眺め　アイスを舐め　ゆっくりと朽ち果てていく
繋げ合った過去未来さえも全部
最初っから、また明日って、ひっそりと嘯いている
「どうしてもっと早く、言ってくれなかったの」
それよりもっと前に僕は言ったはずなのにね
ホントはもっと上手にさ言葉伝えたいのに
それが出来...

綺麗な　あの星と
綺麗な　思い出と
記憶の中　凪いだ
綺麗な　この気持ちを
立ち止まっても　もう
君はいない
少しだけの休息を
僕は知らない　あの星の名前
君は知っていたのだろうか
空見上げて　あの頃のように...

おはよう、こんな気持ちのいい朝は
久しぶりだね
最近、すごく忙しそうだったから
心配してたんだ
ちゃんと、ご飯食べてるのかな
たまには　僕が作ってあげる
口に合うか分かんないけど
たまごやきは　得意なんだ
ほら、明日も君は生きていくんだから
僕がちゃんと見守っているから...

ありがとう　思い浮かべて
涙　ぐんだ　君の姿　
さようなら　言えるのかな
ちゃんと　君に　ちゃんと　君に
生まれてから　今までずっと
迷惑ばかり　かけた気がするよ
こんな形で　逃げる僕を
せめて　責めて　どうか　どうか
最後のわがままは　僕のことを忘れて
幸せに生きて　愛する人の傍で...

人生とはなんたらこうたらって
遠いエライ人が言うけど　きっとそれなりの成功者
勝った気でいたなら楽かもな　けど実際はそうでもなかった
いくら自分に言い聞かせたって　身体は言う事を聞かない
あーあ　終わらせてくれよ　
もう　ほっといてくれよ
これ以上近づかれたって
これ以上は動けない
いつかつけた傷
...