神戒 弥奈未
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最近の投稿作品 (66)
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零の鎖 ~星の華編~ 6
一週間後、僕と進君は朝のHR前の時間に旧校舎に来るように呼び出された。基本的に部活の朝練は禁止されているため、朝、旧校舎には誰もいない。そんな中、部活棟の一室に電気がついていた。
土足のまま昇降口から入り、その教室のドアを開ける。そこには数人の男子生徒がいた。その生徒はこちらを見て、ニヤリと笑った。
「八木沢君と六浦君だったっけか? よくやるよなぁ、特にあんた」
そう言われ指を指されたのは僕。
すごく嫌な予感がした。
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零の鎖 ~星の華編~ 5
六浦柳〈むつうら りゅう〉。それが私……いや、僕の本当の名前だった。元々僕は、男として生まれた。この時から、きっと歯車は狂っていたんだ。
僕は小さい頃の記憶がほとんどない。その当時、多数いた断片的記憶喪失者の一人だ。思い出せる中で一番古い記憶は僕と進君が初めて約束をしたときの記憶。
小学校低学年の頃、僕は周りの人に、可愛いね、綺麗だね、って言われてた。けれど、それは大人が子供を褒めるための言葉、社交辞令的なものだと思っていた。
「うちのクラスの女子より女っぽい顔してんじゃん。明日からスカート履いて来いよ柳ちゃん」
だから、クラスの男子に言われた時にショックだった。それも、一度じゃなく何度もあった。それが、嫌で嫌で仕方がなかった僕を助けてくれたのは幼馴染の進君だった。
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零の鎖 ~星の華編~ 4
「ずっと、一緒に居ようね」
純粋な思いから交わした約束が二人を傷つけるのなら
〝僕〟は〝僕〟で在ることをやめよう
依頼その零 「ずっとキミが好きだった」
「手が止まってますよ? 副会長さん」