香川

カワイイ男が好きですか？
僕は存外違うんです
残念ながら期待はずれで　ごめんね？
優しい快楽を教えてあげるよ
残念ながら　ショタ系じゃないです
ごめんね？って　笑って謝る
頬に掠めた唇を　優しく奪ってあげようか？
貴女はどんなのが好き？
何処を触って欲しい？　どんな風に奪われたい？
もっと教えて　も...

あなたの背中をずっと見ていた
黄昏の町に伸びるシルエット
嗚呼　何処までも遠くて
手には届かないところへ
嗚呼　逝ってしまうんだね
誰かが教えてくれた
「僕等が忘れなければ　ずっと彼等も生きていられる」
涙も流せない彼等は　本当に生きているの？
遠ざかる影を見つめて
遠ざかる背中を追いかけて...

夢に見るまでに　あなたを想う
小さなココロを抱（いだ）いて　目を閉じる
やさしくて　やさしくて　悲しい
大好きな人　どうか笑っていて
ベタな恋愛話でも　私にとっては大恋愛
些細なことで喜んで　小さなことで悲しんで
この気持ちは　私だけのもの
だから『ベタな恋愛（くだらない）』なんて言わせない
笑いた...

好きだって言ってるでしょ？
僕のココロ　かき回さないで！
君が好きで　好きで　大好きで！
僕はもぅ　可笑しいよ？！
分かって無いでしょ？　僕の気持ち！
無邪気に笑っていられるのも　今の内
その無邪気な笑顔　啼き顔に変えてあげるんだから！
君は僕の隣に居て　隣に居るのが当たり前
小さな頃は一緒にお風呂...

愛の無い　ゆり籠
揺れるゆり籠の中　眠る子は誰の子ぞ
たれそ、と尋ねても　彼の人は夢の中
失ったはずの愛情
誰も望まぬ　ゆり籠の中
澄んだ瞳の奥に揺らぐ　緋色の空
燃え逝く世界を　誰が望んだのだろう？
君が生まれ逝く世界
色の抜け落ちた世界に灯る緋（アカ）
それは喜びか　断末魔か...

僕は笑っていたい　君の隣で
君が『ここ』に来る度　僕の世界は明るくなる
君が連れてくる　春のような暖かさ
堅く閉ざした蕾も　綻んで花開く
君が連れてくる暖かさが　僕の生きがい
君がくれるもの　暖かくて優しい空気
僕一人では　決して手に入れることが出来なかった
閉ざされた白い部屋は　銀世界のようだけど...

吐いた息の白　庭の椿の緋（アカ）
君と過ごした日々の色　白と緋と陽だまり色
雲の鉄（クロガネ）　銀（シロガネ）の雪
冷えた指先は桃色　君と僕の髪は陽だまり色
『綺麗だね』と君は笑うけど　僕は君を見れない
君を見ると　僕の顔は赤
気付かない君　気付かないでと願う僕
どうしようもないほど　切ないこの気持...