あなたの背中をずっと見ていた


黄昏の町に伸びるシルエット
嗚呼 何処までも遠くて
手には届かないところへ
嗚呼 逝ってしまうんだね

誰かが教えてくれた
「僕等が忘れなければ ずっと彼等も生きていられる」
涙も流せない彼等は 本当に生きているの?


遠ざかる影を見つめて
遠ざかる背中を追いかけて
遠ざかるあの人たちの記憶は 今も私の胸に宿ってる


時が経つにつれて 私は大人になった
あの日分からなかったこと ひとつずつ分かるようになった

宵の町に蔓延るシェイド
嗚呼 無知だったあの頃
とても幸せだった
嗚呼 もう戻れはしない


遠ざかる影を見つめて
遠ざかる純情を追いかけて
遠ざかるあの時の気持ちが 今は私を苦しめる

嗚呼 どうしていつも後悔ばかり
振り向けば涙を流す自分
一人自分を抱きしめて ただあの時の自分を羨んだ


嗚呼 どうしてこうなったの?
どうしたら間違わなかったの?
どこかで間違えた選択肢 それでも私は


遠ざかる背中を思い出して
遠ざかるあの日常に 忘れてきた想いに涙した
「あの頃は とても幸せだったね」

今は遠い昔の話
私が選んだ選択肢
間違えだらけの人生が 今はとても愛おしい


「あの時あぁしていれば」なんて くだらない話はやめよう
今を今の私の生き方を 大事にしていけばいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

もしも、の話

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閲覧数:157

投稿日:2011/03/11 19:46:57

文字数:567文字

カテゴリ:歌詞

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