sistaの投稿作品一覧

目眩の中
木霊するの
声、優しい声
大丈夫よ
おいでなさい
ほら怖くないわ
いいの　全部いいのよ
あなたが壊していいのよ
いいの　全部いいのよ
気が済むまで、ねぇ...

絡まる言葉に　縺れた　貴方の溜め息
乾いた音色響いた
空っぽの部屋
止めどなく溢れ　逃げ場を　無くした感情
もうすぐ消えてくんだね
さよならメロディ
無言の返事　鈍い痛み
慣れ始めた頃
強まるノイズ　拭いきれず
耳を塞いだら...

貴方を足して　一つになって
貴方を引いて　一人になった
何度も書き直して
答え合わせして
幾つかの×も付け
○も付けたけど
何も残らないのは
誰のせいかしら
答案用紙ならば
まだ余ってるわ...

ひらひら、ひらり
舞い散る紅葉
朱い海原　溺れそうで
消え逝く彼方
君の名を呼ぶ
届かぬ声と　知りながらも
絡みつく　彼の微熱
酔い醒めの風に　運ばれて
廻り来る　彼の季節
終わることもなく　繰り返して...

今日も
変わり映えしない
景色とニュースで
安心している
消えた壁の落書きさえ
平和を叫んだ
報われない願いより
気になる雨
Rainy day
この世界が...

ギラギラした爪の先に
スプリットの舌這わせて
薄汚れた天使が言う
「ついてこいよ、救ってやる」
『飛べないなら　この羽根をやるよ
　オマエだけに　特別価格さ』
Muddy Heaven
もうすぐだ
Muddy Heaven
カワイイあの子に...

蜜色に　染まり行く　月の夜に
泡沫の　貴方へ捧げる甘い夢
鮮やかな　花弁に頬寄せて
狂おしい　微熱に微睡む　恋、一夜
揺らぐ月影に　抱かれたなら
二人　儚くも　永遠の誓いを
ただ強く　この肌に　焼き付けて
いつまでも　消えない　貴方の爪痕を
あたたかな　胸元に口寄せて
愛おしい　鼓動に微睡む　恋、一...

眩しい陽射し　虹色のシャワー
キラキラ光る　水飛沫ごし
覗いた　君の笑顔みつけて
思わず目を逸らしたの…気付いたかな…？
止まらない高鳴っていく鼓動
君の、せいで、私、胸が、苦しいの！
そうよ　いつだって　君だけは
(one day summer)
私の心を　惑わせる
(wondering you)...

錆びた鉄色の
空に向け翳す銃口
響け　何処迄も
祝福の＜END CODE＞
いつか　いつまで？
続く時間
どこか　どこまで？
続く螺旋
機械仕掛け　シンクロする
０の、鼓動...

昨日まで　閉じ込めたこの想い
零れてく　お願い　知らないフリをして
つないだ手　離さずに聞いていて
明日には　すべて忘れてしまえるから
星降る夜の夢　一つの願い
時間よ止まれ　このまま永遠に
あの日から　君がくれたこの想い
溢れだす　お願い　気付かないフリして
つないだ手　指先から流れる
この鼓動　...

ねえ　このまま
あの光辿って
ねぇ　このまま
あの光の先へ
窓越し流れる街灯は
心を急かすように
カウントダウンは続いてく　
確かな　リズムで
この夜の向こう側
触れられない傷跡に...

遠い　遠い　君の背中
ゆらり　ゆらり　揺らめく影
ずっと　ずっと　眺めていた
いつか　君が　振り返りそうで
触れ合う指先
微かな躊躇いのあと
離れて歩いた
近くて遠すぎる距離
頼りなく　微笑いかける
君の顔　見られなくて...

君だけを信じていたいよ
他に何も要らないから
君だけを愛していたいよ
私の全部、君が奪って
そう　このまま時が止まるのなら
痛いほど抱きしめて
もう　君しか見えなくなるように
君で埋め尽くしてよ
何も見えずに怯えて
一人きりで　泣いた日々...

壊れかけの　オモチャみたいに
ただ　繰り返す
"ERROR...SYSTEM ERROR..."
胸の奥から　浸食されて
歪み始める　記憶を辿って
ねえ　まだこの声届くならば
今すぐ全て消し去って
電池切れの　オモチャみたいに
失っていく　感覚に、今
初めて気付く　タイムリミット...

Can you hear it?
思考を支配する
不規則な
What is this noize?
Can you hear it?
心を掻き乱す
不協和音　鈍く響く
Can you see the world?
視界を閉ざしてく
色のない...

散り積もった花弁
アナタの躯　染めていく
モノトーンの世界を　　　　　
彩るように
ああ　最期の声を聴かせて
そう　全てが聴こえ亡くなるように
　　　
悲しみさえ忘れた
感情のない　この街で
一つだけの真実...

知ってる？　わたしの声は
あなたを　呼ぶためにある
どこまでも　遠く遠く、響かせるから
どこへでも　届くよ
知ってる？　わたしの胸は
あなたの　揺り籠になる
いつだって　あなたがそう　望むなら
抱いてて　あげるよ
ひとりでは　泣き出しそうな　答えなら
抱いてて　あげるよ...

希望とか
夢だとか
キラキラとした
歌ばかり
恥も無く
歌うよな
そんなあなたが
好きでした。
あなたのように
なれたらと...

低い空ぶつかりそうになって
目を閉じたら小さなため息
何もいらないから何も言わないで
波に抱かれ体を埋めて
高く光る水面を見上げた
爪先からそっと溶け出して
大きなひとつの、うねりになる。
大きな手つぶされそうになって
目を閉じたら鬩ぎあう呼吸
何もいらないから何か囁いて...

瞼にちらつく
食べ散らかした夢
数えきれないほどに
言い訳だけ増えてく
☆消え欠けた足跡
なぞって
☆忘れゆく勇気も
捨てられないの　ねぇ？
★霞む音色きっとこのまま
夢の海に溺れ...

おだやかに　音も無く
崩れて　零れてく砂の城
海猫に　急かされて
つぶした　お姫様の裸足で
あの日ママと拾った貝の
波の音は塞がれたままで
溢れないように砂に埋めた
宝箱はまだ目が醒めない
空が鳴いた　その光で
顔を上げたら　星が落ちてきた...

ただ誰かの　甘い声と
あたたかい胸に
抱かれていた　あの頃には
知らずにいたこと
今から　さあ　教えてあげる
「全て吹き飛せばいい」
夢の使者も　優しい手も
知るほど汚れる
美しくも　醜いもの
真実（ほんと）はいつでも...

急ぎ足　振り返らずに
過ぎ去る景色　思い出せない
躓ずいて　誰かが笑う
響く声　振り払えずに
差し伸べられた　美しい手を
私のものと　信じたいから
どうか　私が見えるなら
こんなふうにもっと
この手に触れて
いつか　私が消えるなら...

泣けないなんて　悲しいじゃない
声あげて　ずぶ濡れに、なればいい
言えないなんて　寂しいじゃない
声あげて　滅茶苦茶に、すればいいじゃない
我慢、節度　聞き分けの良い
そんなものが　何になるの？
大人だから　子供だから
そんなものは　関係ない
大事なものは　自分で守れ
言われなくても　気付いてるのに...

曇った空　見上げては溜め息
ほら今でも　頬杖付いてる
雲間からは　僅かな光が
覗いてるよ　気がついてないだけ
不安とか　自己嫌悪だとか
そんなもの　もう捨てちゃいなよ
君を連れて
掴んだ腕は　離さずに
君を連れて
いつかみたあの　景色まで...

貴方と出会って別れて失って
貴方と抱き合って重なって溶け合って
何度も出会って別れて失って
それでもどこかで再び巡り逢う
今度は地球の裏側で
今度は地球の真ん中で
私が生まれた日は
貴方が探し出して
私を失くす日には
貴方のその全てで...

君は今どこで　何しているかな
僕は一人でも　前を向いてるよ
あの日君に送った手紙見つけたよ
水色の封筒　滲んだインクで
愛しているよと書き連ねていた
言葉は色褪せていたよ
僕は君にいつまでも
笑っていて欲しいよ
君の事が好きだったよ
多分、今でも…...