sistaの投稿作品一覧
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左回りで 滑る秒針
静寂に怯え 耳を塞ぐ
いつかの君が 笑い堪えて
呆れたように 指をさした
ねぇ ねえ 何度観たのこのシーン
ねぇ ねぇ 台詞くらい覚えたら?
ああ
最低な自分を 責めてれば
分かってるって気に なれるだろう
ぐるぐるな思考を 止めたなら...21
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狭い部屋に二人
馬鹿な夢は見ない
イニシャル I への背徳
すぐに消えてしまう
君には勝てないって
諦めたように笑う
貴方の本音よりも
熱い体が欲しい
寄せては返す波のような
もどかしい距離を...Initial I
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言葉 探していた
君の小さな背中 遠く
君の隠れ家は
僕じゃない誰か
細い腕を伸ばし引き寄せたね
助けを求めて
許して欲しくて
そんな君だから
抱きしめたい
夢の中でくらい...Unrequited love
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どうしてなんて 聞くまでもないね
傍観者ほど 気持ちいいだろう
奪うものから 奪われるものへ
与えられたら 更に奪って
「自由」「正義」「美徳」「理性」
弾を込めた得物抱え
今 何処へ向けて撃つか
くじを引いているんだろう
ああ 今
胸焼けするほど甘ったるい...bullet
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覗き込むな 見ないでくれ
舌先だけで 味わえばいいさ
僕を見るな 見ないでくれ
気に食わなけりゃ 吐き出せばいいさ
「私が死んでも
代わりはいるもの」
養殖されてる
ゴミ屑の悲鳴は甘美だろ
喰らえ 喰らい尽くして喰われろ
笑いながら噛み砕かれたい...???
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君がどうしてもっていうから
蝶々結びにしたんだよ
解け始めた結び目を
僕はぼんやり眺めてる
無邪気な顔で 笑う君の
可愛い声が 耳障りで
何故か僕だけ 落ち込んでた
きっと君には 伝わらない
結んで開いて また結びますか
君が大好きな 赤い糸で...キズナ
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他愛のない そんな一言が
君の笑顔 守るかも
何気もない あなたの怒りが
君の正義 守るかも
助けてなんて言えないだから
背中丸めているんでしょう?
例えばもしも君の隣で
一秒でも歌えたら
聞いて 聞いて ほんの少し
顔を上げて 歩けるから...Song for you
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府中の森公園で偶然出会ったのさ
初めてのデートはマイルカップのあの日
本命単勝で決めてやれなんてさ
そりゃあたしの台詞だってば
けやき通り沿いの景色が
まるで謎かけの様に変わっても
赤ラークの匂いと気怠い影
消えることはないのです
カラオケかゲーセンの2択は
シネコンの3択となりました...東府中メモワール
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ほろりほろり
零れ落ちる
淡雪の帳
はらりはらり
絶え間もなく
降り積もるのです
しんしんと
鳴りあう
雪唄に耳澄ませば
昨日ついた...雪鳴唄
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あおい あおい
波に揺らぐ
まあるい満月
ゆらら ゆらら
踊りましょう
星屑ちりばめ
きらきらと
またたく
水面に身を委ねたら
あおい あおい...月揺らぐ
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不都合な理想に押し切られ
正義を振りかざす暇もなく
剥き出しの理屈を楯にして
生臭い刃を突き立てる
血まみれの床に足をとられるな
My Wars My Wars
生き残ればいい
My Wars My Wars
意味など知らない
My Wars My Wars...WARS
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つないだ手 指先から流れる
この鼓動 君にも伝わりますように
舞い落ちる 雪のような白さで
君のこと 包んであげられますように
イルミネーション 輝く街で
君の姿 探してた
もしも君と 出会えたなら
運命かもしれないなんて
いつもそばにいて確かめたいよ
二人でいられる事の奇跡を...Dreaming of you -X ver.-
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夕焼けに満月
闇雲に覆われ
がむしゃらに延びては
もがく手に怯える
転がる満月
宵闇を引き摺り
剥ぎ落としてく幻想
暁へ誘う
痛みは証
涙は偽装...Full Moon Syndrome
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スズメが鳴いているんだ チュンチュン
つられてハトも鳴いている ポッポー
部屋ではネコが あーおなかへったし ニャーニャー
隣の庭先ではイヌがワンワンワンワン…
星がチカチカとんでいく
瞼パチパチ限界です
Shut up! みんな自重しろよ
残業徹夜明けなんだ
Shut up! ほんの少しでいい
寝...Shut up!
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雨の匂い残る帰り道
水溜まりに浮かんだ青空
風に揺れる水面 覗き込んでは
薄っぺらく震えてる世界 蹴り上げて
キラキラ光る虹のアーチを描き続けてた
空に溶けて消えてくまで
雨のち晴れの日
僕の中に七色の魔法
すべてを塗りつぶせるから
どんな色にだってなれるって...ナナイロ
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ふうわり ふわふわ ふらふらり
どこまでも高く 飛んで行きたい
ゆうらり ゆらゆら くるくるり
この糸千切って のぼって行きたい
僕の友達の マサルくんは
どうしても僕を 逃がしてくれない
体にはられた 糸を掴み
ニコニコ笑顔で 僕を飛ばすんだ
いつかあの大きな 青い空を
誰よりも自由に 飛んでみた...凧
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この世界を 愛で包んで
余った金で 夢を買った
ねぇ神様 許されますか
これが私の 生き方です。
馬鹿馬鹿しくて 止められないと
歌い続けて 踊り続けて
ハシャギ疲れたその頃には
すべて枯れ果ててしまっていた
泣き崩れる気もない私の
それさえもまた真実です...この世界を愛で包んで
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君の手が僕を 探さなくなってから
もう何回目の 泣き顔になるのかな
いつだって君は 「ごめんね」と謝って
その度に僕に 笑顔をみせた
背中合わせ 眠ることが
当たり前に なってしまって
君の吐息 温もりさえ
もう忘れて しまっていた
「ごめんね」と泣いた 君の横顔を
見ながら今なら 間に合う気がした...リグレット - The other side -
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明日空が墜ちるらしい
世界予報は当たらなくて
君は僕に会いにくると
何となくそんな風に思ってた
今僕の足の 裏の方で
神様が生まれ 予言をした
見た事ないよな 花が咲いて
来年の春に 実をつけるって
毎日届く 様々なニュース
君の便りは 届かないのに...世界予報
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あなたに最後の 傷跡つけたら
さよならしてあげる 私から
あなたに消えない 爪痕残して
さよならしてあげる 私から
足りない言葉 補うように
強く握りしめた 指先から
ほどけていくよな 予感の中で
あと幾つの夜を 越せるのかな
確かなものなど 無いことくらい
分かっているけど 怖くなる...if
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A
空の色は分からなくても
何か拾えるかもしれない
それでいいと思ってたから
僕の背中はとても丸い
A'
誰かの楽しそうな声が
ひどく遠くに聞こえたんだ
僕の名を呼ぶ君の顔が
目の前に現れるまでは...デタミネイション
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幾夜連ねて 巡る季節は
過ぎ去り日の 篝火よ
春 春 春、薫る
愛し君の 姿攫う
薄紅の舞 花吹雪
愛し君へ 心寄せて
募る想いよ 一重、二重に
帰らぬ君の 面影ばかり
点いては消える 走馬灯
夏 夏 夏、薫る...一重、二重に
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この鼓動を 感じてる?
あの呼吸を 覚えてる?
ねぇいつでも どこででも
その息吹に 触れている
はずなのに
私、呼吸ができなくなって
やっと初めて気付いたんだ
私
生きている
生きているよ...呼吸
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極彩色に輝く光
暗闇に華麗なダンス
ピンぼけ気味のフォーカスに溶け
消えてしまいそうなドレス
闇を裂く 細い指先
照らされた 白く縺れた脚
シルクステージで 狂喜乱舞
独り善がりな リズム決めて
狂おしく舞う 君に衝動
ラストダンスは 僕の上で...シルク・ステージ
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着慣れたシャツみたいに
肌に馴染む感じ
安心だけど足りない
新鮮さが大事!
熟れた手つきだけじゃ
飽きてきちゃうでしょ?
いつでも全力投球
してくれなきゃダメよ
ねぇ ちゃんと分かってる?
すごく大事なことなのよ...ずっともっと
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その手で
私の好きなAm
弾いて聴かせて欲しい
愛する
あなたの声に少し似てる
甘く切ない響き
いつかのあの歌
覚えてるのなら
もう一度歌って欲しい
あの時私は...Am
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いつものぼやき 煙草ふかして
安い酒で悪酔いするのさ
繰り返す日々 愚痴りながらも
安堵してる 微温湯の中
My life is beautiful
浪費した夢に 溺れてしまいそうになる
...Who is a liar?
本当は全部 分かってるって気になるさ
おしえてベイビー
あいつの背中は...人生は上々だ
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Can you feel the life?
Do you remember the breath?
I can't take breath and noticed it for the first time
Oh,
I'm living
I'm living
I'm living
Now,
I'm...The breath
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モニター越し 軽い口調で
話しかける君の声
少し高めの 明るいトーン
想像してニヤけるの
今頃君は アクビしながら
タイミングを探してる
「オヤスミ、またね。
今度メシでも・・・!」
お決まりのセリフでしょ?...「♪-サイン-」
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明日起きたら 鏡を磨こう
ピカピカにして 綺麗な私になろう
明日起きたら 笑顔を向けよう
むこうに見える もうひとりの私へと
可愛くない私
大丈夫 大丈夫って 暗示をかける
強くはない私
弱くもない 弱くもないって 言い聞かせてる
いつだって不安 だけど
いつだって怖い だから...鏡を磨こう