幾夜連ねて 巡る季節は
過ぎ去り日の 篝火よ

春 春 春、薫る

愛し君の 姿攫う
薄紅の舞 花吹雪
愛し君へ 心寄せて
募る想いよ 一重、二重に


帰らぬ君の 面影ばかり
点いては消える 走馬灯

夏 夏 夏、薫る

愛し君の 姿映す
陽炎揺らぐ 蝉時雨
愛し君へ 心焦がす
募る想いよ 一重、二重に


幾月の時 満ちては欠けて
ただ一人きり 君を待つ

秋 秋 秋、薫る

愛し君の 姿染める
深紅の調べ 紅葉雨
愛し君へ 心謳う
募る想いよ 一重、二重に


愛しています この身果てても
愛しています 今も尚

冬 冬 冬、薫る

愛し君の 姿凍みる
白銀の原 細雪
愛し君へ 心震う
募る想いよ 一重、二重に

募る想いは 一重、二重に

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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一重、二重に

麗しい声で鳥がガン鳴きしてました。向かいの庭先で。

四季っていいですね。

四季に絡めた、恋文です。

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投稿日:2009/03/20 11:54:34

文字数:327文字

カテゴリ:歌詞

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