あおい

(＊サビ)
昨日切り取った皮膚が痛んだ
剥がれ落ちた僕の分身が話しかけてくる
『泣いているの？』
ねぇこの手を誰か掴んでよ
これから誰かを傷つける僕をとめて
＊
愛してるって言って
一人じゃないって言って
ぬくもりを信じさせて...

(＊サビ)
私の正体を君は知ってる？
本当の姿なんて生きていても見えなくて
どれだけ傷ついたらわかるの
作文用紙を破り捨てたらその先で君が笑ってた
積み重ねた言葉ごと投げ捨てて
＊
直下型に堕ちていく私のカラダは
もうつかめない　バラバラにちぎれてく
そのままゴミ箱に堕ちるくらいなら...

(＊サビ)
なにげなく交した言葉があった
ねぇ知ってる？その瞬間私の世界は変わったの
この気持ちが特別になる前の話
どうしたらいいかわからなくて
＊
ねぇ　どうしたら伝わるかな
ねぇ　「ありがとう」って言ってもいい？
苦しい　切ない　でも大丈夫なのはどうして
明日を見れば　君の笑顔が見えるからかな...

(＊サビ)
幸せってなんですか？
美味しい食事　楽しい時間　大切な友達
あぁそれとも生きているって事実
誰も答えてくれないなんて
私のまわりはこんなにも人で溢れているのに
優しい言葉　いらないよ
形だけの愛はただ虚しいだけと君は言った
＊
もっと　もっと　もっと　...

(＊サビ)
どうしたらもっとそばにいられるかなって
眠れない夜　ひとりで考えてた
あなたに代わるものなんて何ひとつなくて
答えが出ないことわかってるくせに
足早に歩くあなたの背中
夢に見たような現実のような
追いかける私に早くきづいてほしくて
＊
そっと手を握ればそのぬくもりが愛しくて...

(＊サビ)
「はじめまして」のひとことで
僕と君の物語が今始まるの
雑踏のなか見上げた月はどうしてあんなに綺麗で
笑ってる　笑ってる
それ以上はもう僕の理性を溶かすだけ
＊
バランスを崩して踏み外した足が
向かう先は誰がいる？
無意識に求めているから走る...

(＊サビ)
雑踏の中でただひとり君を見つけること
そんなことできないよって君は笑うから
この目で耳で体で心で
いつでも君を感じてる、なんてね
多すぎる人の中で君はひとり
僕にとってなんだろうって考える
この気持ちはなんだろう
誰か教えてくれたらいいのに
＊...