レシル

星が降る夜空に この手をかざしては
今日の出来事が 頭の中で
何度でもリフレイン いつかはこの思いが
君に伝われば いいなんて
そんなんじゃダメ ただ待っているだけでは
遠くで光る あの星に届かない
アルペジオ いつかはこの音
二人 重ねて 奏でて行きたいの
アンダンテ 歩幅を合わせて
どうか 今だ...

揺れる水面 映し出すの
二人 手を繋いで 並ぶ姿を
ふわり灯る 光の中
君と 同じ時間(とき) 夢の中みたいで
そっと 近づいた 数センチ それだけで
ふとした 瞬間に 思い溢れて
アクアリウム・ファンタジー
流れる時間に
胸の奥が 切なく騒ぐ 君との距離は
アクアリウム・ファンタジー...

雨上がり 夏の日に 照らされた 帰り道
少しだけ はしゃいでる 君を見て 笑っちゃう
ちょっとむくれて 目をそらした君の
そんな姿が 愛おしくなって
今まで 隠してた この気持ちが
溢れて止まらないの Ah
しまった ポケットの 飴玉みたいに
心に溶けて張り付く
どうしよう 今までは 普通だった は...

雨粒がこの 帰り道を濡らす
小さめの傘の中 いつもと違う風景
「助かったよ」と 安心したように
息をついた笑顔が 心に染み込む
肩が触れ合う度 想いは膨らんで…
響き渡る雨音 二人を包み込んで
世界を白く溶かしていく
今だけはただ 近くに居たいの
あなたとの温もりが まだ残ってる内は
傘を閉じてしま...

はらはら舞う桜吹雪の
隙間 見えた 横顔に
ほんの少し もう少しだけ
見蕩れてもいいですか？ 嗚呼(ああ)…
また季節は巡り 過ぎる月日に
想い馳せることさえ
もう忘れかけてた 冷えた心に
ふわり 風が吹いた
貴方と出会ったあの日から
現(うつつ) 見えず 駆け巡る...