sundaynatsuyasu

こんな小さな体で夢を見ている　いつかきっと
あんな大きな海へと旅をしよう　「さあ出発だ！」なんてね
またそんなこと考えて過ごして
気が付いたらもう日が暮れていたよ
あの日出会ったその姿はすごく
輝いて見えたんだ
さあ！この帆を広げ荒波を越え
ああ！いつかは空も飛べるはずさきっと
こんな小さな体で夢を...

風の音　過ぎ去ってく
意味のない言葉交わす
悲しさから目を背け
ただただ逃げるばかりで
夢みたいだ　悪い夢のよう
涙をこぼすあなたが
ぼやけてよく見えないよ
未来に進むためだとしても
僕には受け止められなくて
過去へと戻って時を止めてしまいたい...

色鮮やかな街並み、終わりの遠い夜でも
前の向き方少しずつ覚えていくんだ
長い長い時間を落とし物に費やしても
褪せた写真をそっと脳裏に浮かばせては
強い光を纏うビルの間を駆けて
月の光を浴びて何もかも置き去りに
消えかけた松明の揺れたその光がさ
なんとなく悲しくて、何故かもわからなくて
太陽が昇るまで...

風が吹いて　飛んでゆく
綿毛を追いかけるみたいにさ
いつまでも　掴めずに
ほらまた飛んで行ってしまったよ
繰り返して
いつか変われるかなあ？声が枯れて
怯えるだけじゃ駄目だ
踏み出す勇気もないけれどさ
きっと光は差す　それを信じるだけで
古い写真　思い出も...