葡萄酒色の街offvocal

シカクドット

■ワインの曲です

背伸びをしたって　届くはずない
摩天楼の中　狼狽えてる

息が白く残って流れてゆく

テレビは行事に　ことを欠かない
探す足取りは　今日も重い

すぐに意味など無いとわかればいいな

一匙の　幸せが
フィルムの中に　包まれている

ワインレッドに街が染まれば
僕の姿も消える
如月の空未だ冷たく
口の中は少し温かくなる

一秒間の　ためらいごとを
いつまでも悔いて　引きずってる

風が高い声上げ走ってゆく

ゆるやかに変わる　日々の早さに
なかなか違いを　見出だせない

気付く頃にはとうに遅いのでしょう

僕達の　やることは
相も変わらず　循環する

黄昏空が街を包めば
僕の想いも消える
後悔なんてしない日がない
ただ理想を求め戸惑っている

ワインレッドに街が染まれば
僕の姿も消える
如月の空未だ冷たく
口の中は少し温かくなる