また逢える日まで
晴らす物語
月にさえ救えぬ
別れを

咲き誇る過去も
直(じき)に零れ落つ
枯れて雪積もりて
果てゆく

かつて見た夢など凍えて

過ぎしに別れを
最後の盃を
刃を交えた
懐かしき日々はもう……


雲の影白く
上を仰ぎ見る
のけ者の集いは
五へ帰し

巻き起こる怨嗟も
岸に流れ往く
散りて今あるのは
悔いのみ

欠けし月もう二度と戻らず

浮き世に別れを
全てに償いを
逃れる日々には
もう飽きた頃だろう


そう遠く思えぬ記憶の根
鏡に映し洗い流せば

始まり 語らい
共に剣(つるぎ)合わせ
崩れて 絡まり
重く重く堕ちて

過ぎしに別れを
最後の盃を
涙を隠した
記憶だけの追悼

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

歌詞案【流れ月】

閲覧数:79

投稿日:2024/02/20 19:21:43

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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