白紙計画

小さかった頃に 何度も訊かれたんだ
「おおきくなったらキミは何になりたい?」
真っ白な画用紙と 12色のクレヨンで
いつでも夢の国に旅立ってた

まぶしい太陽を手で隠してたら
また昨日までの暗い箱の中も抜け出せなくなる

 高く高く光る一等星
 あの頃は大きく見えたんだ
 もう一度だけ描けるのなら
 ぜんぶ白紙に戻そうか


道なんてなくても 迷わず歩いていけた
まっさらな広場にお城も建ててた
言葉にするだけで 空も飛んでたけれど
いつのまにか声も出なくなってた

目に見えないものを信じなくなって
地図にない場所は二度と行けないと
あきらめたままだったから


 高く高く光る一等星
 もう目の前も真っ暗だけど
 今なら僕にも見えるのかな

 強く強く光る何かは
 涙渇れるほど明るかった
 名前も場所もわかんないけれど
 記号だらけの計画図なんて
 ぜんぶ白紙に戻して、さ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

白紙計画

「白紙計画」の歌詞です。

閲覧数:290

投稿日:2010/09/23 03:16:04

文字数:397文字

カテゴリ:歌詞

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