A
全力で走った道のりを　ふと立ち止まって見返した
今までの自分の足跡を　どうにか確かめてみたくなって

「今までの僕、どうでした？」　一人きり寂しく問いかける
果てしなく広がる氷から　答えがないことは知ってるよ

B
憧れを抱(いだ)いて　抱いては消えてく
先人のようには　ただなりたくなくて

S
はねのけたい、この因果を！　広がる青　飛び交う鳥
羽の懈怠(はねのけたい)、切り捨てたい！　同じ生き物のはずだろ

挫けない　諦めない　目指す場所へと


A
「見劣ればやめればいいや」って　世間体気にして逃げ出した
弱がってばかりの仲間には　どうにも腹ばかり立てていて

「これからの僕は、一人で頑張るよ」　一人きり寂しく決意した
在りし日の思いはまだここで　消えない炎でうずいてるよ

B
静けさの今日からしめやかな明日へ
がむしゃらにひたすら　堕ちては起き上がる

S
はねのけたい、夢がみたい！　野分を切り　大気をかく
跳ねて期待、羽は卦体(はねはけたい)！　これは一体何回目

限界を　突き放して　高い場所へと


C(S最後箇所二回)
挫けたら　諦めたら　楽になれると
知っていて　それでもまた　青い空へと！

S
はねのけよう、この力で！　続けてきた僕を信じて
はねてゆこう、傍に行こう！　イカロスになってもいいの

信念を　羽に込めて　いま蒼空へ

懈怠さえ　僕の意地で　はねのけるんだ