①君が珈琲を淹れるから
僕は珈琲が好きなんだ
とびっきり苦いけど
美味しいよ、と嘘ついて
飲み干したのは珈琲だけじゃない
とびっきり甘い言葉を考えて
とびっきり甘い顔をして
とびっきり、君を騙した
君が笑ってくれるなら
吐いていい嘘だってあるんじゃないかと
僕はきっと甘えてた
君に甘えてたんだ
君が笑ってくれるなら
そういって僕は逃げたんだ 逃げてたんだ
そんなことあるはずないのに
②君がそれを好きだというから
僕はそれに成ったんだ
きっと間違っているけど
初めまして、と嘘をついて
手を取ったのは僕だけじゃない
とびっきり甘い言葉を考えて
とびっきり甘い顔を剥がして
とびっきり、君を愛した
幸せが続くなら
吐いていい嘘だってあるんじゃないかと
僕はきっと甘えてた
今に甘えてたんだ
君が笑ってくれるなら
そういって僕は奪ったんだ 奪ったんだ
そんなものあるはずないのに
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