枯れたような いわし雲だけが
空の上を 流れていくんだ
青い空に ただそれだけを覚えていた
いつのまにか 三日月がのぼってる
今にも落ちてきそうな程に
鋭利に尖った刃物のような
三日月だけを覚えている
突如落ちてきた三日月は
逆さの大地に落ちる三日月は
どこまでも眩しく輝いていた
枯れたような 感情だけが
すすきの野原で 遊んでた
嘘みたいに明るい夜に 誰かがいた
いつのまにか 満月がのぼってる
今にもかけて崩れそうなほどに
どこまでも丸い満月だけが
笑うように 眩しくて
すすきの葉が風に舞い
私の心を傷つける
泣きそうなほど目が眩んだ
あの月だけが憎らしく
気がついたら三日月の下 寝ていたの
団子だけが 消えていた
少しだけ月が 太った気がする
そんな訳あるわけないのに
誰かが笑った気がした
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