ある日ある日の朝のこと
いつもより遅く目覚めた朝は
嵐のように騒がしく
籠の中の鳥たちがヒソヒソと
噂噂と話してる
とある~屋の若旦那
容姿も気前も折り紙付きで
そんな御方が吉原に
何しに来られたんだか誰も知らない
初めて御方と会ったのは
座敷に呼ばれた時でした
噂の通りの全てが完璧
そんな御方がわっちに何用か
~
用件それは相手をしろと言うこと
不満げに相手をしているわっちに
笑顔で微笑む御方
所詮時の人となってしまう御方に
興味など少しも
抱いていなかった
その日が来るまでは
ある日の昼間の事
天気もよく散歩に出かけたわっちは
見知らぬ御方に声を掛けられた
強引に迫ってくる御方に力では抵抗できず
声を出しもし問題にならば店にも迷惑がかかる
そう心の中で思っていた時
わっちの背後から細くすらりとした手が伸びてきて私の手を強く握っていた手を振りほどき強引に手を引かれその場を走り抜けた
息を切らしここまで来れば追ってこないと思う所まで来て走る足を止めた
わっちは強引に手を引いて一緒に走り抜けた御方のお顔を見た
そしてわっちの目に映ったのは息を切らした~屋の若旦那だった
続く
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