【1A】
誰かに夢中な君の顔を
ノートのスキマに落書きした
包みを剥がして口に入れて
いつでも いつも 万華鏡

【1A’】
私を見つめるその瞳は
レンズの向こうに透けているね
蝶蝶の羽だけむしりとって
脈打つ 胸を 置き去って

【1B】
シュワシュワ溶けてくキャンディー
まだまだ冷めてるアイロニー
ゆらゆらと揺れる感覚に
くらくらと金魚になるの

もうもう耐えきれないのに
ショート寸前の回路に
君のブレザーを重ねたら
頬にハジけるの

【2A】
“夢”へと打ち込む君の笑みを
校舎の窓から眺めてたの
熱さでこぼれるそのラメさえ
いつもは なぜか 隠れんぼ

【2A’】
私と原宿 出かけてても
オシャレなショップとチューインガム
ピンクの妄想 膨らませて
遊んで そして 破裂して

【C】
la lu la lu la
lu lu la la

【2B】
シュワシュワ溶けてくキャンディー
まだまだ冷めてるアイロニー
ゆらゆらと揺れる感覚に
くらくらと金魚になるの

もうもう耐えきれないのに
ショート寸前の回路に
君のブレザーを重ねたら
頬にハジけるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キャンディー・アイロニー

自分にとって初めてトライするタイプの歌詞。
ここまで密度が高いというか、一つ一つの表現に拘ったのは初めてかも。
意味が全然ないようで、ほんとはちゃんとあります。
今回は一つ一つの言葉に全て意味を込めれたと思う。
ただ、歌詞は伝わらなければ本末転倒なので、
こういう暗喩ばかりの歌詞は、ターゲットが狭くなりがちとは思う。
そういう意味では、こういう方向性で歌詞を書くのは賭けでした。
普段はわかりやすい歌詞ばっかり書いてますからね…

いつもの自分なら
「男友達のこと好きなのに、気付いてくれない。気付いてよ! 切ない…」
的なストレートな歌詞を書いただろうなーと思うw
でも、この曲の明るいとも暗いとも言えない絶妙な感じが、
結局は、この歌詞をこういう方向性にしたんだよね。

閲覧数:224

投稿日:2015/04/03 05:56:36

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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