真っ白な雲と風の匂い
どこまでも続く空と海
温かな雨が過ぎた頃
沈まない様な太陽が輝ける
何も何も見えない白い箱の中で
何度何度君と泳ぐ夢を見てた。いつも
なきがらを抱いて
まだ見ぬ海へ走る
なきがらを抱いて
まだ見えない海へ走る
昨日も今日もない白い白い箱の中
どこまでも遠い空の下へいつか
全くの鉄くずになる前に
沈みかける太陽を追いかける
君を君を抱いて
裸足のまま走って
どうして小さな願いほど叶わないのだろう。いつも
僕も君も世界にとって価値などないならば
せめて最後の、最後で最初の水平線を
なきがらを抱いて
まだ見ぬ海へ走る
さよならは近くて。それでもずっと
擦り切れた白い足は走ることをやめない
帰る道もないならば、僕らきっと
行きたい場所遠くまで行けた。
どこまでもどこまでも君と二人海も渡り……いつか
なきがらを抱いて
水平線を──……
なきがらを抱いて
まだ見ぬ海へ走る
なきがらを抱いて
まだ見えない海へ走る
なきがらを抱いた
少女は海へ。
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