自分は闇の中に居るという奴がいる。闇に生まれ、闇の中で生き、闇に呑まれて死んでいくと。
そもそもそれは有り得ない事で。朝でも夜でも、電灯を全て消しても地球は明るい。何故って、太陽と月があるからだ。本当に闇に染まる時があるなら、それは皆既日食か月食がある日の数分間で。それ以外は新月の時だって星達が照らしてくれる。
心は闇に染まっていると言うけれども、それだって有り得ない話だ。本当に染まっているなら、今すぐ消えてしまえるはず。それでも存在しているのは、少なからず光を持っているからだろう。
闇と戦うと言うなら、その戦う意志が光なのではないか。闇を受け入れると言うなら、受け入れる勇気が光なのではないか。闇と生きると言うなら、歩く道を照らす光が近くにあるのではないか。そもそも心の闇ってなんなのだろう。
悩みを抱えてる、誰にも言えなくて、一人で抱え込む。一人で解決させる。手助けなんていらない。
足掻けばいい。解決するまで、誰の手も借りずにで足掻いて足掻いて最後までそれを貫き通せばいい。
周りが自分を受け入れてくれない、それでいい、自分は一人だ。
そのまま生きればいい。周りが受け入れてくれなくても、その時点で自分を自分で受け入れているのだから、死ぬまで一人でいればいい。その覚悟が本当にあるのなら。
結局全てが闇に染まるなんて事はないわけで、誰かを頼りにしなくても光なんて作り出せる。もしもそれが偽りの光でも、ないよりましだ。少しの希望は無意識に持っていて、生きてるかぎりは無くなりはしない。無くなった時は死んだ時だ。
足掻けばいい。最後の最後まで太陽や月や星に縋ることなく。
だがしかし私は知ってしまっている。太陽や月や星の暖かさを。だけど、それに頼り過ぎると失った時の喪失感は計り知れない。
つまり、
つまり私は、
太陽や月や星が怖いんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

満月か新月か聞かれたら私は即答で新月を選ぶでしょう


新月とか日食月食大好きですって話なんだけd(ワカンネ

もっと見る

閲覧数:145

投稿日:2009/12/17 18:46:49

文字数:774文字

カテゴリ:小説

クリップボードにコピーしました