（A)
キミの中に僕を望んだ
僕の中にキミを望んだ
１つ違えた歯車は
何の疑問も残さない

甘い夢を僕は望んだ
両手延ばしキミを望んだ
１つ届いたウソホント
幾多疑問が残ってく

（B）
浴衣　紫陽花色して
桃の帯がよく映える
路肩　露店が続いて
並ぶ雲がおいしそう

（S)
触れたら消えそうな手元の幻
どうしてこんなに輝いているの
晴れたらバレそうな静かな関係
どうしてこんなに苦しんでいるの

(A)
頼りないね僕らの未来
無邪気に笑うキミは子供だ
１つ回して生まれたよ
何の答えもここにない

キミとヤツを僕は裂けない
音を立てたキミの割り箸
１つ違えてここにきた
幾多答えが遠ざかる

(B)
浴衣　泣きたい顔して
キミの瞳僕を見る
路肩　視線を逸らして
逃げる僕は卑怯者？

(S)
触れたら消えそうな手元の幻
どうしてこんなに求めてしまうの
晴れたらバレそうな静かな抱擁
どうしてそんなに抱きしめ返すの

(C)
不安定で溶けそうなこの心を
埋めてくれるキミがここにいる
お祭りの騒がしさが嘘みたい
いけないコトだよねこのキモチ

(S)
触れたら消えそうな手元の幻
どうしてこんなに輝いているの
晴れたらバレること静かに恐れて
どうしてこんなになってしまったのだろう

触れても消えないで　僕だけ見ていて
どうしてこんなに寂しがり屋なの
晴れずにバレたって理屈じゃない感情
キミにはこんなに苦しませないから