『Lowest』
作詞・くさびん

羨望から始まる嫉妬
憧憬から生まれる悋気
誰かに蔑まれまいと
見栄を張るか、卑下を吐くか攻防
親愛から始まる比較
愛情から生まれる怨嗟
生きることにすらも
疲弊を感じ、死すらも望む矛盾
それらを背負い生きることを迫られる僕らも
きっと誰かに生きることを迫るんだ

生きる価値とか死する意味を
無益な時間で溶かしてく
僕らはきっと道半ばだ

下らないと吐いて溜飲を下げた
僕らはきっと最低だ
目の前の壁を越える為
他者を下地に飛び上がった
燻って泣いて嗚咽を飲んだ
僕らはきっと最弱だ
後ろ髪ばかり手繰り寄せては
誰かの誉れを蔑んだ

「明日は明日の風が吹く」
「終わり良ければすべて良し」
今日を生きるのに精一杯な僕らに
いい加減な奴らが宣う戯れ言たちに
否定も抵抗も出来ない僕らが悪いのだろうか?
これらと仲良く二人三脚を迫られ進む僕らも
無意識に従うことを迫ったんだ

自分らしさや協調性で
無実の自分を殺してく
宛らそれは犯罪者だ

死にたくないと這って四捨五入した
僕らはきっと最低だ
とばっちりを避ける為
スケープゴートを決め逃げた
笑って叩いて唾棄を促した
僕らはきっと最悪だ
被害者ヅラが癪に障って
他者の権利を奪い取った

「人のフリ見て我がフリ直せ」
昔、誰かが言ってたっけ
他人事だと我関せずな
他人のフリして他人を見捨てた
今の僕らだって何か思うことはないか?
他人の他人は僕らだ

下らないと吐いて溜飲を下げた
僕らはきっと最低だ
目の前の壁を越える為
他者を下地に飛び上がった
燻って泣いて嗚咽を飲んだ
僕らはきっと最弱だ
後ろ髪ばかり手繰り寄せては
誰かの誉れを蔑んだ

僕らはきっと最低だ
僕らはもう最低だ
僕らのこの裁定は誰が決めた?
それらもきっと僕ら自身だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

歌詞投稿20

趣味で溜めていた歌詞その20です
素人クオリティなのでよろしくお願いします

閲覧数:69

投稿日:2020/03/29 17:36:09

文字数:764文字

カテゴリ:歌詞

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