「レン、大好き。付き合って!」
これで何回目になるだろう。
キミは毎日のように僕に告白する。
飽きないのだろうか?
「レン、聞いてるの?」
「聞いてる。僕はキミのこと嫌いだから、無理。」
「…諦めないから。」
そう言って、キミは立ち去った。
キミは何を勘違いしているんだ?
ノートを貸したのは、キミがちょうど隣の席だったから。
キミが見つめてくるのは、無視しているけど、正直困ってる。
『恋』とか『愛』とかくだらないと思う。
「好きだ」、「愛してる」って、何を言っているんだろう?
よくそんなふざけた台詞を真顔で言えるんだろうね。
「恋は一種の病」っていうけど、それには納得出来る。
顔を赤くして、普段の声と違う声で話して…不気味だろ。
目をハートにして、幸せそうにしているなんて、頭が悪そうにしか見えない。
そのことを自覚していないのだから、たちが悪い。
全員揃って、さっさと病院に行けよ。
「レン、大好き!!付き合って!!」
今日も告白してきた。
昨日も、その前も見たはずなのに、キミの真剣な目に僕の心臓の鼓動が早くなる。
僕は、はっきりと自分の気持ちが分かってしまった。
―僕は、キミのことが大好きみたいだ。
本当は『愛』は、大切なもので、悪いものじゃないことだって、分かってる。
でも、素直になれない僕は、否定して『愛』から逃げている。
「レン?」
少し心配そうに、上目遣いで聞いてくる。
顔が熱くなる。
可愛くて、抱き締めたくなる。
でも、それはまだ許されない。
「―っ!!キミなんて、大嫌いだよ。」
僕の嘘はまだ、キミにばれてないよね?
コメント1
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禀菟
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ツンデレンだっ!!
ツンデレの黄金比は8:2だと思う!
俺は黄金比が一番好きだな♪
文才とかどこで手に入れたの?二次元?
2011/07/25 16:52:31