季節はずれの雪が 手のひらへ消えてゆく
いつまでも 何も語らずに ただ 静かに
私の中のキズは 少しも消えないまま
この空に 解き放つ様に 手をのばすの
君がくれた夢
空に舞う雪が 星屑と消えても
何も言わず ねぇ そばにいたい
行きに隠れた月は 静かに泣いてるから
ポケットの中 月をなでる 気づかれぬ様
白い涙 世界を染めていく
夜の空に帰る夢
空に舞う雪が 星屑と消えても
何も聞かず ねぇ 息をしたい 君のそばで
消えかけた姿に手を振った それでよかった
夜の底 描く足跡 すぐに消えないで
空に舞う雪が 星屑と消えても
空で泣く月が 微笑みを見せたら
何も言わず ねぇ 振り向かずに 前を向くの
一人歩く 地球の上で
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