ジャケット

ぱちり、目を開いた。今日も、いつも通り。
何も、変わらなくて。移ろいゆく季節も知らず。

明けない夜があって覚めない夢があって、
それでもいいでしょ。もし間違いだとしても。

「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
否になる前に、
「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
なんて嘘だよ。
だからやさしく笑ってくれたら、いいのに。

ぽつり、言葉吐いた。今日も、いつも通り。
何も、変わらないや。移ろいゆく空模様すら。

幸せすぎる夢にとじこもることくらい、
悪くはないでしょう。ねえ、おかしくないでしょう。

「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
思うことはゆるしてよね
「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
なんて言葉を呑んだ。
だからなんにも望んでなんかいないよ。
いないのになぁ。

いっそ、
あの日の熱、やわい笑顔、まっすぐなめ、
何もかもを、
忘れたなら、楽なのかな。むりだけどね、
ばかだからさ。

忘れないよ、忘れないよ、覚えてる、
永遠のように。
でもねいいよ、知ってるんだ、どうせ何も
戻らないんだ。
くずれてく、とけていく、こころのなか。

「何もないの」叫ぶ自嘲 夢の外でひとり自傷
手を伸ばしたものは理想 逸れる軌道消える機能
ひとつひとつ辿る記憶 憩うそこに戻れないよ
祈る先あの日の居場所 今日はただねむらせて。

00:00 / 04:28

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

vacuous ghost

vacuous ghost/初音ミク
作詞・作曲・編曲/かきぴい

夜、公園のベンチに腰掛ける子どもの、独り言みたいな曲です

【歌詞】

ぱちり、目を開いた。今日も、いつも通り。
何も、変わらなくて。移ろいゆく季節も知らず。

明けない夜があって覚めない夢があって、
それでもいいでしょ。もし間違いだとしても。

「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
否になる前に、
「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
なんて嘘だよ。
だからやさしく笑ってくれたら、いいのに。

ぽつり、言葉吐いた。今日も、いつも通り。
何も、変わらないや。移ろいゆく空模様すら。

幸せすぎる夢にとじこもることくらい、
悪くはないでしょう。ねえ、おかしくないでしょう。

「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
思うことはゆるしてよね
「だきしめてよ、だきしめてよ、だきしめて」
なんて言葉を呑んだ。
だからなんにも望んでなんかいないよ。
いないのになぁ。

いっそ、
あの日の熱、やわい笑顔、まっすぐなめ、
何もかもを、
忘れたなら、楽なのかな。むりだけどね、
ばかだからさ。

忘れないよ、忘れないよ、覚えてる、
永遠のように。
でもねいいよ、知ってるんだ、どうせ何も
戻らないんだ。
くずれてく、とけていく、こころのなか。

「何もないの」叫ぶ自嘲 夢の外でひとり自傷
手を伸ばしたものは理想 逸れる軌道消える機能
ひとつひとつ辿る記憶 憩うそこに戻れないよ
祈る先あの日の居場所 今日はただねむらせて。

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投稿日:2023/02/04 22:34:42

長さ:04:28

ファイルサイズ:10.2MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

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