ある街で1人の男が
『逢いたい人がいるんだ』と…
別れを告げると彼は消えた
月の見える海岸沿い

それから間も無く
『あの人の声を聞きたいの』と…
1人のおばあさん
明かりも少ない町外れ

となり街のある家で どっかで見た顔が
『僕は双子だったんだ』と…


1人が生きた証は たくさんの記憶となり その中で絶えず残る
それは時に 恋しく 寂しく 分かち合った時間が 心を満たす


おばあさん思いの少女は別れの前に聞いた
『私が思い出をもって逝ってしまうから…私のことは忘れなさい』


誰かが生きた過去を 未来へ繋ぐ今がある
真っ白な未来でいつか またあの人と出逢いたい


大切な人と共にいられる時間を忘れないように引き出しへしまっておこう。 鍵をかけとこう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メモリー


歌詞にしようか物語にしようか悩みつつ書き始めたら何かよくわからないものに。


何年か前、
共有した思い出があるからこそ、その人との別れに涙するんだと教えられました。
当たり前かもしれないけど。

閲覧数:161

投稿日:2011/10/23 23:09:15

文字数:357文字

カテゴリ:歌詞

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