何回目かの夢オチで心はもうボロボロ
それよりこっちで会わせてよ
ねえ 私のことを想って出てきたんでしょ?おばけみたいに
ギリギリの頭でそう思わせて

あなたにもらったチョコレート
口の中でとろかして噛み砕いた

覚めた頭に空気だけが微睡むよ
幻じゃないって言ってくれた瞬間に起きちゃった
夢と知りせば醒めざらましを

記憶の端にまたあなたがいた気がした朝
寝ても覚めても疲れちゃう
はあ 「ため息ばかりついてどうかしたの?」あいつのせいよ
チクタクと「会えない」が進んでいくわ

足場がふらつく砂浜も
海の底で泳がせて漂った

今夜あなたはきっとまた来るはずだよ
伏し目の睫毛が訴えるから さすがもう分かってる
夢をうつつになすよしもがな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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夢と知りせば

好きな気持ちが募って募って、あなたが夢に出てきたりする。
何度も何度も出てくるから、もう夢だってわかってしまう。
だけど夢じゃないように祈って祈って。
祈った瞬間に目が覚めました。
それから、昔の短歌には共感できる歌がたっくさんあります。

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投稿日:2019/07/05 22:59:31

文字数:319文字

カテゴリ:歌詞

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