この声が枯れたら 白いチョーク買ってこよう
あと少しだよ ほら 今
路上に世界を広げ 記憶は全部塗り潰し
今 たったひとつ これだけが僕にできること


日が落ちる 来たる闇
落書きやめない子供 途切れた声

この街が眠れば もう一度歌おうか
いまからかな まだ まだ
歌うのやめたのは 歌い方を忘れたから
今 たったひとつ 僕にだけできること教えて


減りゆくチョーク 続く闇
記憶も捨てた子供 きこえない声

この夜が明けたら思い出せるのかも
そろそろかな いや でも
記憶はもうないんだ それ自体忘れてたよ
今 ひとつでも 何か僕にできること


喉を潤す水をください
何ひとつできない僕が何かするための水
記憶のない僕が声を取り戻すために


降りだした雨 終わる闇
流れていく落書き 漏れだした声

この雨がやむまで ここでずっと待っていよう
いつまでかな わかんないけど
消えた世界に立ち 塗られた白も流れ落ちたら
今日もたったひとつ 僕は僕の歌を歌う

今日も記憶抱いて 僕は僕の歌を歌う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

いつかの歌

閲覧数:127

投稿日:2008/05/20 18:40:25

文字数:452文字

カテゴリ:その他

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