終わりを映し出した鏡
最期はいずれ最初に戻る
はじめまして さようなら
叶うならすべて 造花にしてしまいたい

滲んだ目の端
傷みだしたのは 抱いた心か 砕いた心か
偽物 置き去り 適当な相槌で
又 誰かを殺すのでしょう

※そう 意味なんて 最初からなかった
わけ 分かんないって そりゃそうだよ
もう 嘘なんて 無意味なくらい
同じ音と文字を重ねただけの 道楽さ

もう 声なんて 聞こえてこない
いや 誰かをまだ 指さしている?
そう いつだって 君は笑う
枯れない花 造り物を塗り固めて 今日もさ


終わりを語りだした 林檎
赤色はやがて黒に濁る
はじめから つづきから
願うならすべて 心の箱に仕舞いたい

潤んだ指先
重なっていたのは 男の性<さが>か 女の性<せい>か
行き先 不確定 天秤は憐憫に
又 誰かを愛すのでしょう

※そう 意味なんて 最初からなかった
わけ 分かんないって そりゃそうだよ
もう 嘘なんて 無意味なくらい
同じ音と文字を重ねただけの 道楽さ

もう 声なんて 聞こえてこない
いや 誰かをまだ 指さしている?
そう いつだって 君は笑う
枯れない花 造り物を塗り固めて 明日もさ


色とりどりの花たちは 今も蜜を探してる
偽物に 気づかぬのなら
早く水を 注いで 満たして


※そう 意味なんて 最初からなかった
わけ 分かんないって そりゃそうだよ
もう 嘘なんて 無意味なくらい
同じ音と文字を重ねただけの 道楽さ

もう 声なんて 聞こえない
いや 誰かをまた 指さしている
そう いつだって 君は笑う
枯れない花 造り物を塗り固めて 今日もさ
いつまでも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

造花の心

いずれ全てが偽物だと気づかれてしまおうとも―――

また、お久しぶりに。
ずーっと前からタイトルだけ考えていたもの。
今の技術とかはすごくて造花でもすごく綺麗な花束とか販売していますよね。
枯れるからこそその儚さが美しいという人も
咲き続ける永遠が美しいという人も
それぞれが誰かのために何かを選ぶということは、とても素敵なことだなあと思います。

閲覧数:86

投稿日:2016/02/23 20:28:34

文字数:706文字

カテゴリ:歌詞

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