蝋で塗り固めた翼を持っていても
太陽に届かないと知る
嘘で塗り固めた翼を持った私は
太陽に届くのだろうか?
 
 
照らし出された影は
俯く私の足元に浮かぶ
嘘で固められた仮面
それを手に私は生きる
 
私の後ろで蠢く影は
皮肉にも私の心そのもの
誰にも見える事なく
いつも暗い影を落とす
 
人は誰しも何かを偽り仮面を被っている
本当の自分隠そうと必死に
信じるモノを見間違えてちゃいけない
仮面の裏に浮かぶ表情は
誰も
誰も
見る事は出来ないんだから
 
 
蝋で塗り固めた翼を持っていても
太陽に届かないと知る
嘘で塗り固めた翼を持った私は
太陽に届くのだろうか?
 
 
全ては嘘を塗り固めた世界だった
誰も皆太陽に届かない
翼なんてものは存在しなかった
嘘で塗り固めた翼が
翼であるはずがないから
 
 
そこで私の思考は変動し
目に映る全てを悪とした
空に掲げられた太陽
私の世界を表現するような
黒い…黒い太陽
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

黒い太陽

【イカロスの翼】をテーマに綴りました。
解釈はお任せ致します。


※short ver.です。
※※曲を募集しております。

閲覧数:53

投稿日:2010/12/08 03:00:57

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

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