手の甲 鳴らせば
ヒラ、ヒラ、舞
オバケも慣れれば
怖くはない

闇に身を預けて
クラ、クラ、宵
思い通りになる
鬼門の2時半

揺れる想いは舟の様に
そんな彼岸の花びら

散り落ちては水面を緋色に染めて
君の行方を照らす灯りになったみたいだ
生き急ぐ陽炎が影誘ない
比良坂へ迷い込む背中がひとつ


現実の暮らしは
キリ、キリ、マイ
狭間に棲むなら
誰でも自由さ

游ぎくたびれた浮世に
降り注ぐ雨は泪

伝っては足跡を悲色に染めて
君の行く手を阻む流れになってしまった
追いかける艮はすぐそこまで
この場所へ刻々と 待ち人ひとつ


募る想いは波に乗り
姿変われど心そのままで

手招くは蜃気楼 明日に帰ろう
永遠さえ露と消える時間がやってきたのさ
顔を出す天照 振り向かずに
然らばどうかお元気で また逢う日まで










読みとリズム目安
():1音にのせるイメージです

「っ」を1音とする箇所は母音で伸ばす感じで歌うイメージで書きました。例:伝った→つたあた のような感じです。
また、あくまで目安なので1意見としてお読みいただければ幸いです。


【1A】

てのこう ならせば
ひら ひら まい
おばけも なれれば
こわ くわ ない

やみにみを あずけて
くら くら よい
おもい(どお) りになる
きも んの にじ はん


【1B】

ゆれるおもいわ ふねのよに
そんなひがんのは なびら


【1サビ】

ちりおちてわみなもを (ひい)ろにそめて
きみのゆくえをてらす
あか りに(なっ)たみ たいだ

いきいそぐかげろうが かげいざない
ひらさかえまよいこむ せな かが ひとつ



【2A】

げんじつの くらしわ
きり きり まい
はざまに すむなら
だれ でも じゆ うさ


【2B】

およぎくたびれ たうきよに
ふりそそぐあめわ なみだ


【2サビ】

つたってわあしあとを (ひい)ろにそめて
きみのゆくてをはばむ
なが れに(なっ)てしまった

おいかけるうしとらわ すぐそこまで
このばしょえこくこくと まち びと ひとつ



【C】

つのるおもいわ なみにのり
すがた かわれど こころ そのままで


【ラスサビ】

てまねくわしんきろう あすにかえ(ろう)
とわさえつゆときえる
じか んが(やっ)てきたのさ

かおをだすあまてらす ふりむかずに
さらば(どう)かおげんきで また あう ひまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ウシミツリミット

prea 様(http://piapro.jp/prea)への元応募作です。
イメージは、和、神隠し、黄泉、別れ

閲覧数:227

投稿日:2018/06/13 05:08:06

文字数:1,031文字

カテゴリ:歌詞

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