嫌いなものは嫌いと言うことが
悪になると知った
否定する心さえ忘れて
背中を向けた

求められたことだけなぞって
良い人を目指した
都合良い人になって
自分の影が消えた

不満の数と同じだけ
協調性で顔隠して
生きてるって確かめ笑った

ゴメンだなんて思うだけ
口から出るの嘘ばっかで
何に縋ればいい?

人形のようにさ
心無ければ
楽だったはずなのに
私じゃない私を見て
ヘラヘラ黒く染まって
失ってくのは
もう懲り懲りだ
偽物の底から
見つけてよ
見つけ出してよ
一人じゃ生きれないから

他人(ひと)に向けた刃を
庇って刺されたくはなくて
「その気は無かったんだ」
作り笑いで逃げた

自分を守るためだって
利己的主義も正当化で
間違いに気付かぬ振りした

目を背けた回数だけ
後悔ばっか増えてって
誰が救えばいい?

仮面のようにさ
張り付いた顔が
醜く笑うから
鏡の中の私を見て
クラクラ目眩起こして
逃げ続けんのは
もう嫌なんだ
暗闇の中から
助けてよ
助け出してよ
ただ私を見て

生きているんだよ
ここにいるんだよ
明日に手伸ばして
自分らしく華々しく
思うがままに笑って
取り繕うのは
これで終わりだ
偽物の底から
叫ぶんだよ
叫んでいるよ
一人じゃ生きれないから
ダミードールの向こうへ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ダミードール 歌詞

閲覧数:36

投稿日:2022/05/24 21:03:10

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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