【A1】
両腕をかざしてみる
何を手にしてきただろう
抱えた記憶の数
気付かずに増えていた

【B1】
道はいつも平坦じゃなく
すぐに迷いそうになるけど
この場所に立っている
それを誇りたいよ

【S1】
歩いてきた道は
今も先へと続いて
辿り着いた果てに一つ
花は咲いてるかな リオニア

【A2】
夢を語った人がいた
真っ直ぐ先見つめてた
でも道は途切れてて
彼はただ立ち尽くす

【B2】
きっと道は一つじゃなく
少し戻れば見つかるはず
そうして迷って選ぶから大事なんだ

【S2】
歩いてきた道の
足あと今でも残って
ふと振り返れば確かに
それは自分の物 リオニア

【S3】
歩いてきた道の途中
数多の未来を
切り捨て進んでく
それは正しいかな Ah

【S4】
歩き続ける意味
いつも自分に問いかけ
でもそれは自ら
選んだ道だから進むんだ

いくつもの未来の中でただ一つ残る
このちっぽけな自分が悲しすぎて
でも小さな手で包むその花は強く
輝くリオニア

きらり ちらり なみだ ひかる


[譜割り(ひらがな歌詞)]
※()内は1音で歌います

【A1】
りょううでをかざしてみる
なにをてにしてきただろう
かかえたきおくのかず
きづかずにふえていた

【B1】
みちは いつも へいたんじゃなく
すぐにまよい そうになるけど
このばしょ にたあて 
いるそれをほこり たいよ

【S1】
ある いてきたみちは
いまも さきへとつづいて
たど りついたはてに
ひとつ はなはさいてるかな
りおにあ

【A2】
ゆめをか(たっ)たひとがいた
まあすぐさきみつめてた
でもみちはとぎれてて
かれはただたちつくす

【B2】
きいと みちは ひとつじゃなく
すこしもどればみつかるはず
そうして まよおて
えらぶからだいじ なんだ

【S2】
ある いてきたみちの
(あし)あと いまでものこおて
ふと ふりかえればた
しかに それはじぶんのもの
りおにあ

【S3】
ある いてきたみちの
とちゅう あまたのみらいを
きり すてすすんでく
それは ただしいかな あぁ

【S4】
ある きつづけるいみ
いつも じぶんにといかけ
でも それはみずから
えらん だみちだから すすむんだ

いくつものみらいのなかで ただひとつのこる
このちいぽけなじぶんが かなしすぎて
でもちいさなてでつつむ そのはなはつよく
かがやく りおにあ

きらり ちらり なみだ ひかる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

リオニア

seelさんの歌詞募集曲にて採用されました。
http://piapro.jp/t/LGd4

タイトルのリオニア(Lyonia)はネジキ(捩木)の学名です。

幹や枝がねじれており、また枝の先に小さな花を複数咲かせます。
そこから、「道は数多にあり、どれも平坦じゃなくて、辿り着いた先の未来もまたいくつもある」といったイメージを連想しています。

そして、ネジキの花言葉は「悲しみの涙」
数多の未来の可能性を切り捨てて進む事は涙がでるほど悲しい事だけど、その中で選んだのが今立っている場所だから、それはとても大切な物なんだ。

そういった歌詞をリオニアから連想しています。

閲覧数:175

投稿日:2014/10/01 12:15:24

文字数:1,036文字

カテゴリ:歌詞

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