暗がりを照らしてくれた
狭い狭い所の隅っこをさ
声を上げて泣き出したのさ
それこそが愛の歌
幾許かの日々を乗り越えては
少しずつ目を濁らしたんだ
そんなことで寂しいだとかのさ
弱音を吐きたくないな
それでも、少しは。
他愛無い願いだなぁ
それでも、いいかな。
諦めたくはないなぁ
暗がりを照らしてくれた
狭い狭い所の隅っこをさ
声を上げて泣き出したのさ
それこそが愛の歌
微睡みの夢を置き去ってから
ちょっとだけ頭が霞んで
そんなところを見せたくないな
弱音は飲み込むのさ
それでも、少しは。
くだらない救いだなぁ
それでも、いいかな。
暖かくなりたいなぁ
暗がりを照らしてくれた
狭い狭い所の隅っこをさ
声を上げて泣き出したのさ
それこそが愛の歌
優しくしてくれるなら
暖かくしてくれるなら
からっぽになったこの心に
じわりと染み込むのさ
「それでも、少しは。」
無垢な願いをして
「それでも、いいかな。」
「…暖かく、なるなら。」
暗がりを照らしてくれた
狭い狭い所の隅っこを
声を上げて泣き出したんだ
それこそが愛の歌
暗がりを探してくれた
狭い狭い所の隅っこでも
泣き崩れそして縋るのさ
それこそが愛の歌
薄汚れた愛の歌
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