「凸凹アクアラング」

まだ知らないことがたくさんあって
僕が知ってることを全部教えたくて
愛　悲劇　その他諸々
スキ　キライ　関係なしで

白線を踏んだ面影
ほろり涙を誘えば
ぎゅっと繋いだ温もり
甘く微熱にとけゆく

ラムネ瓶の中で泳いでる
僕と君　重ね合う　おびれ、手と手
離れたくなる前に
絡み付き　探り合い　臆病に　保つこの距離感

どこか空の間　物足りなくて
それは君の愛だ　ライン踏みこえたら
声　心　飲みこまれてく
ウソ　ホント　溺れてくだけ

神様が泣いた涙が
ぽつりいつかを濡らせば
すれ違うはずの運命
リンクしたあの雨傘

ラムネ瓶は割れて粉々に
空と海　ココは何処　青の世界
魚達が自由に飛び回り　鳥達が泳いでく
あか金魚消えた　青の藻屑

嘲笑った声が聞こえた
「もうダメだ…」呼吸は止まった
もう二度と会えないのカナ
消えてからやっと気づいた想いは…

ラムネ瓶の中泳いでた
僕と君　重ね合う　相対の呼吸を
好きだった　過去形になる前に
つながって　確かめ合い　沈む愛の青に