スカートのまま 滑り降りていった
危うさを孕んだまま

遠ざかる背中 ただ見つめていた
空洞は膨らむばかり

言葉にする事ほど 拙い事はない
そう言い切ってしまえたら どれだけ楽だろうな

口にすればいつか 錆び付いてしまうから
風に触れぬよう 雨に濡れぬよう 心にしまいこんだ

手で触れればいつか 壊れてしまうから
傷をつけぬよう 何も知らぬよう 掌は握ったまま

裸足のまま 駆け出していった
その目にはもう何も

形のない物ほど 美しいらしい
そう信じきってしまえたら 君が消えてしまいそうで

幼い僕らがいたその場所には もう帰れないと
涙ぐんだ君が そっと 口にする

拙い言葉じゃ今この場所さえ もう飾れないと
結んでいた手は 暖かさを 残したまま

伝えればいつか 色は褪せてしまうから
何度も重ねた 見えなくなる事 分かっていたのに

手で触れればいつかを 迎えてしまうけど
それでもいいのと その先で待っていると 君は笑うのさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

skirt

楽曲作成中にて。

閲覧数:188

投稿日:2013/11/18 02:33:17

文字数:424文字

カテゴリ:歌詞

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