真っ青な空から
真っ白な雪が降りてきた
その冬、君は確かに言ったんだ
奇跡なんて信じない。と

その姿はきっと
世界中の何よりも
綺麗で　可憐で　儚くて
僕には眩しすぎたんだ

世界は僕らを嫌った
僕らはそんな世界を嫌った
でもいつか
その境界線の遥か彼方で
君と笑い合いたい

広い地平線の上で
狭い価値観が入り混じる
その中で君は確かに言ったんだ
奇跡なんて信じない。と

その姿はきっと
僕の記憶に焼き付いて
強く　深く　刻まれて
離れなくなったんだ

世界は僕らを嫌った
僕らはそんな世界を嫌った
でもいつか
刹那の幸福を求めて
君と手を繋ぎたい

真っ青な空から
真っ白な雪が降った２度目の冬
君が奇跡を
信じることが出来たのなら
大空に七色の虹が架かるだろう

僕らはもう１人じゃない