[サビ]
所詮 僕は君の片割れ
いつの間にか存在(い)た、それだけだ
僕が君の世界で息をしようが
何をしようが 見ないでくれ


[A]
知らない間(ま)に僕は生きていて
気づかないフリ、君の事
僕は僕だもの、関係はないのさ
けれど君は気にしたみたいだね

[B]
同じ姓・名(なまえ)を語って
互いの言動なんて把握せず
「どちらが本物か」なんて
どっちでもいいでしょ?

[サビ]
所詮 僕は君の片割れ
片割れとさえ言えない存在(モノ)さ
ソレがたとえ望んだとして
報われぬ恋(こと)をしようとも

……叶わないから。


[A]
知らない間(ま)に「偽者」になって
薄れていく 世界(そと)の景色(いろ)
僕は僕なんだ、ほっといてくれよ
叶わない妄想(ゆめ)を そう、魅せ続けさせて

[B]
二重の壁の目の前で
「見てるだけでいい」妥協して
勝手に恋して、消え去っちゃって
時間制限(タイムリミット)超えている

…バイバイ。


[サビ]
所詮 僕は君の片割れ
人として「一人」になれない
現実(リアル)から目を逸らしてでも
僕はこの心を捨てたくなかった
消えていく 運命(さだめ)でも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

影法師のハナシ。

ドッペルゲンガーは嫌われる。
「本物」ではないから。
本物を消して、自分を本物にするから。

これはドッペルゲンガーの
消えていく前にした
叶わない「偽者」の自分の
小さな小さな物語。

閲覧数:92

投稿日:2013/07/19 09:22:51

文字数:497文字

カテゴリ:歌詞

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