今日は雲一つないうえに満月だというので、電気をつけていくてもすごく明るい



寝るとき明かりを消して寝るためカーテンの隙間からさす月明かりは眩しいくらいだ




「明るーい!」


「にー」




今日はライトとリイトが一緒に
寝ると言い張るので今現在ベッド内で騒がれています




「静かに寝てよ…」


「えー?眠くないんだもん」


「にー!!」




これは駄目だ…。こいつら本気でまだ寝ないつもりだな…




「なんかお話してやるから静かにしてくれる?」


「わーい!」


「にに!」




お、乗った。何を話そうかな…。月に関連があるといいよな




「昔々あるところに、魔法の研究をする青い髪をした若者が住んでいました…」









「うーん…。どうにかして魔法の力を石に込められないかなぁ…」



若者は白く小さな石に魔法の力を込めようとしていました



月明かりには魔力がある。と話を聞いた若者は、石に月明かりだけをあて続けました




そして幾月もの時を経て、その石には魔力が宿りました



「やった!成功だ!これであの人を救える…!」




若者は不治の病に倒れた大切な人の為にその石の力を使おうとしていました。ですが、国にその魔石は奪われてしまったのです




「貴様。その石を渡せ」


「城の兵士がなんで…」


「王の命令だ。その魔石は兵器として利用してやろう」


「そんな!これは、あの人の病を治すための…」


「そんな事は重要ではないのだ。では頂いて行くぞ!」




兵士は無理矢理、若者から魔石を奪ってしまいました





その後、若者が救いたかった人は召され、若者の行方を知る者も
いなかった




そして魔石は結局、兵器としては使えず、今もどこかで眠っているという……








「…おしまい。どうだったかな」


「ふしぎなお話ー。お月さまってすごいんだね」


「にー…」



感心しつつ船を漕いでる二人。
純粋だから信じてるのかもね




「魔力があるかはわかんないけど月はすごいね。パワーストーンの浄化作用もあるらしいし。さぁ、もう寝ちゃいな。おやすみ」




眠たそうな二人の背中をポンポンと叩きながら、私も眠ろうと目を閉じた……






ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

KAITOと種っこがやってきた31

ただ寝る前になにか話してもらいたかったので無駄な捏造話をいれました。本当にセンスないなー…

私は月明かりが眩しいとついついお月見開始しちゃいます。眼鏡かけないと月が五つぐらいに見えますけどね←

またもやタグに困ったので種だけつけておきました

種配布場所はこちらです
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on

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投稿日:2010/01/30 23:42:49

文字数:980文字

カテゴリ:小説

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