【遺志継承】



今も同じ道を歩んでいるはずだった
裏切られ逃亡その先での戦い

英雄と兄王子の最後の一騎討ちが
死闘の中で始まり壮絶に幕が降りる



紙一重で英雄が倒れて命を失う
怒りを忘れた者に裏切られ覆る

兄王子も倒され裏切り者も倒れる
両方の主を失って戦慄が走る



戦況は大混乱 指揮が乱れていく
敵も味方も自己判断 入り交じり混沌

お互いの主はいない それでも進軍あるのみ
国のために戦う それだけは揺るがない

元は敵味方もなかった同胞達
お互いの命を削る削る何度も



乱れ狂う陣に統制試みてる
弟の王子が指揮に徹して押し上げ

形勢が入れ替われば そのまま優勢に
防衛戦は加速し撃退に成功する



だが心の傷深く喜ぶ言葉も失う
勝利の実感ができず絶望が降り掛かる

今までとは違ってる未来に希望すらない
本当に暗闇 彷徨う展望が見える 



陰隠れ見守っていた それが大活躍
先に戦況覆して勝利へと導く

他の者達の言葉 後押しに変わり選んだ
国を統べる生まれで その事を投げ出して

今は別の国の王になる決意を
使命感たぎらせ未来描き続ける



父と息子の関係 敵対する関係
兄が亡くなり誰も王位を継ぐ者がいない
決別した時から覚悟は互いにできていた



この国を護ってやると決意高鳴らせる
想い受け継いだら新たな勇気へと変革

真実は暗いままで熱意で明るくさせたい
未来変えるためにも立ち向かう心意気

支え合う仲間の力相乗させ
掲げたい自由と平和遥か未来へ


<ひらがな仕様>


【いし けいしょう】



いまも おなじ みちを  あゆんで いるはず だった
うらぎ られ とうぼう  その さきでの たたかい

えい ゆうと あに おうじの  さいごの いっき うちが
しとうの なかで はじまり  そう ぜつに まくが おりる



かみ ひとえで えい ゆうが  たおれて いのちを うしなう
いかりを わすれた ものに  うらぎ られ くつが える

あに おうじも たおされ  うらぎり ものも たおれる
りょう ほうの あるじを  うしなって せん りつが はしる



せん きょうは だい こんらん  しきが みだれて いく
てきも みかたも じこ はんだん  いり まじり こんとん

おた がいの ぬしは いない  それでも しんぐん あるのみ
くにの ために たたかう  それ だけは ゆるが ない

もとは てき みかたも  なかった どうほう たち
おた がいの いのちを  けずる けずる なんども



みだれ くるう じんに  とうせい こころみ てる
おとう との おうじが  しき にてっして おしあげ

けい せいが いれ かわれば  そのまま ゆう せいに
ぼうえい せんは かそくし  げき たいに せいこ うする



だが こころの きず ふかく  よろこぶ ことばも うしなう
しょうりの じっかんが できず  ぜつぼ うが ふりか かる

いま までとは ちがってる  みらいに きぼう すらない 
ほん とうに くらやみ  さまよう てん ぼうが みえる



かげ かくれ みま もっていた  それが だいかつ やく
ききに せんきょう くつ がえして  しょう りへと みちびく

ほか のもの たちの ことば  あとおし にかわり えらんだ
くにを すべる うまれで  その ことを なげだ して

いまは べつ のくにの  おうに なるけつ いを
しめ いかん たぎらせ  みらい えがき つづける



ちちと むすこの かんけい  てきたい する かんけい
あにが なくなり だれも  おういを つぐ ものが いない
けつべつ した ときから  かくごは たがいに できて いた



この くにを まも ってやると  けつい たかなら せる
おもい うけつい だら あらたな  ゆう きへと へんかく

しん じつは くらい ままで  ねついで あかるく させたい
みらい かえる ためにも  たち むかう こころ いき

ささえ あう なかまの  ちから そうじょう させ
かか げたい じゆうと  へいわ はるか みらいへ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

遺志継承 【曲募集中】【連動作詞】

※【2016作詞道100連撃】【080連撃目作品】※

7構成×5作品=全35作品予定。
【連動作詞20_並行編#1】

曲を付けて頂けると喜びます。
よろしくお願い致します。

閲覧数:59

投稿日:2016/12/04 16:47:18

文字数:1,787文字

カテゴリ:歌詞

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