cigarette (1/1)
1

駅前煙たいベンチ
逃げるように息を止めて走り出した
誰にも見えない僕を
守るように遠くでため息一つ

この街見渡せばどこかしら
灰が熱を持ったまま
死にゆくかのように
路上にポツリと

大人という煙草吸うたびに
心がくすむ気がしてたんだ
変わりたくなんてないのに
止められないの どうして?

2

絶対美味しくないでしょと
信じていたコーヒーだって
ミルクなしで飲めた日は
どこかさみしくなるよ

この街見渡せばどこかしら
灰が熱を持ったまま
踏まれて捨てられて
路上にポツリと

大人が汚いと思う事こそ
子供じゃなくなった証
どうしてって自問自答
答えはどこにもないのに

燃えてぼろぼろ
崩れ落ちる僕を
灰皿に受けて
灰皿に受けて
「悪いことだらけじゃない」
でも言葉が続かないよ

大人という煙草吸うたびに
味わう苦さが怖いだけでしょう
磨いても消えないくすみだって
きっと大事な僕の色

大人という煙草吸うたびに
心がくすむ気がしてたんだ
変わりたくなんてないのに
止められないの どうして?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

★cigarette

大人になるってことは、タバコを吸うことに似てると思います。

閲覧数:87

投稿日:2016/04/17 18:10:41

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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