そつなく熟す優等生　頭ん中はお花畑
ただ泣く横の三歳児　洩れるのは鳴咽と嘘ばっか

イメージ勝手に作り上げて　「違う」と気軽に切り捨てて
手放すならそっとお願いします　業務に支障をきたします

想像上のアルコール　飲めば飲むほどお花畑
「もう一回！」と嘘ばっか　笑い声はただのチンパンジー

腐って煮込んだ少女趣味　着膨れた思考「ノーセンキュー」
稼いだヘルメットには隠れても　経歴詐称はバレバレです

理と性　絡んだ糸の屑
解し　戻す　あんたの采配次第
自分で　選んじゃただのクズ
絆し　戻る　いつものいつもに呑まれていく　嗚呼


広告塔のスキャンダル　落ちもの拾いに無我夢中
「もう一回！」は聞き飽きた　吐いた●●●は見ないふり

生気抜かれたでくのぼう　指差し嗤う敗退者
愚図愚図してたら「クズ」呼ばわり　零した雫は星のよう

記憶も　味も感触も
知らない　要らない　「ボク」なんてとうにいない
苦味は　気付けばただの水
餓えた　振りは　バレバレですってまた笑うんだ　ケラケラケラ　ララ


（糸、糸、廻って股下通り
気付けば周りは皆兄弟！）


妄想上ではアンコール　
色彩褪せたお花畑
現実逃避に無我夢中

まだ

「ご馳走様」が聞こえない


理と性　結んだ糸の屑
絡み　繋ぐ　あんたの態度次第で
全部　夢に　してもいい　――　なんちゃって
記憶も　味も感覚も
あれも　これも　酔い醒めれば「ご馳走」
自分で　選んだただの愚図
余韻　消えず　いつものいつもに響いていく　また