独立してから早数年、ありがたいことに毎年この時期は、新しいシステム開発のお話をいただくことが多いです。特に今年は、複数のスタートアップ企業様から、新しいWebサービスやアプリケーションの開発依頼をいただきました。

なぜ、この時期に新しい「創作」が始まるのか。

私はこれを、「秋の創作意欲」と呼んでいます。

夏の終わりは、企業にとっても、個人にとっても、一度立ち止まってこれまでの活動を振り返り、これからの展望を考える絶好の機会です。

「こんなサービスを作ってみたい」「こんなアイデアを形にしたい」

そんな漠然とした思いが、この時期に具体的な企画として立ち上がり、いよいよ動き出す。

ピアプロは、クリエイターの皆さんが作品を公開したり、コラボレーションしたりする場所ですよね。

私も、システムエンジニアとして、クライアント様のアイデアという「原石」に、プログラミングという「技術」を掛け合わせ、一つの作品として完成させる。

そういった意味では、私達もまたクリエイターなのかもしれません。

プロジェクトの現場では、まさに様々な「作品」が生まれます。

ある企業様では、ユーザー同士が気軽に交流できるSNSのような機能を、ReactとNode.jsを使って開発しました。

また別の企業様では、社内業務を効率化するためのツールをPythonとFlaskで制作しました。

どちらも、クライアント様の熱い想いから生まれた、世界に一つだけの作品です。

プログラミングは、まるで絵を描くことや、曲を作ることと似ていると感じます。

真っ白なキャンバスに色を重ねていくように、コードを一つ一つ書き進め、やがてそれが一つの機能、一つのサービスとして形になっていく。

そして、その作品が、誰かの役に立ったり、喜んでもらえたりする。

これ以上の喜びはありません。

私が大切にしているのは、クライアント様との「共創」です。

単に言われたものを作るのではなく、クライアント様の「こんなことがしたい！」という想いを深く理解し、技術的な側面から最適な形をご提案する。

曖昧なイメージでも、そこから具体的な形を一緒に創り上げていく過程は、とてもクリエイティブでワクワクします。

この秋も、たくさんの新しい創作に出会えることを楽しみにしています。

もし、あなたのアイデアを形にするお手伝いが必要であれば、ぜひお気軽にお声がけください。

一緒に、コードに命を吹き込む作品を生み出しましょう。