【昨晩の夢現】
昨日見た長い黒い布のようなもので
この世界は覆い尽くされている
その面積に対して僕らの立ちすくんでいるこの場所はあまりに狭すぎたのだ
高速道路の明かりは絶えず何かを示している
けれど肝心なその内容は僕には検討もつかないのであった
空と地面がせめて逆さまだったなら、と嘆く少年は、ただそこで立ちすくんだ

【きみのもとへ】
それに届くまでには途轍もない時間と労力が要された
たどり着けばどこへもいけなくなるのに
君が同じ世界に居るとは到底思えなくて
レールと枕木を滑るすべての列車を駆使しても
目の前で笑ってくれるだとか
目の前で歌ってくれるだとか
目の前で話してくれるだとか
そういったことは実現し得ないのに

【登校】
わかることが多すぎる
わかり得ることが多すぎる
地下鉄の配線が複雑なパイプ
何かから逃げるように学校をあとにする小学生
一律同じゴシップニュースを
違うメディアで貪るサラリーマン

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

散文3つ

ご自由に。

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投稿日:2012/02/14 14:25:53

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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