A
凍えていた
寒い中1人君は
震えていた
泣きそうになりながら
B
淋しい闇の中
1人耳を塞いで
すべてを振り払った
僕に気づきもしないで
S
君は今
巨大な砂時計の中
君に伸ばした手も
見えないガラスに触れるだけ
A
塞ぎ込んだ
何もかも捨てて君は
目を閉ざした
泣きそうになりながら
B
孤独な闇の中
1人で膝を抱えて
俯き塞ぎ込んだ
僕に見向きもしないで
S
ねぇ君の
その目に僕はどう映る?
僕が伸ばした手は
見えないガラスに阻まれる
流れゆく
時間に飲み込まれていく
君の足元には
流れた砂(じかん)が降り積もる
C
君と僕との壁は君が望めば消えるはずさ
ねぇ僕を見てそこから出たいと願うんだ
S
降り積もる
砂(じかん)はいついつまでも
君を容赦もなく
飲み込む だから その前に…
君は今
その目で僕を捉えた
君の伸ばした手に
見えないガラスは消え失せた
小さな欠片も残さずに
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